侍ジャパン大学日本代表金メダル! 大学代表初の世界一/ユニバーシアード競技大会

2015.07.12
 新たな歴史をつくった。善波達也監督、坂本誠志郎主将(文4=履正社)が率いる侍ジャパン大学日本代表がユニバーシアード競技大会で優勝を決めた。決勝のチャイニーズ・タイペイ戦は雨天中止となり両者優勝。試合で決着をつけることはできなかったが、目標としていた金メダルを獲得した。大学代表史上初の世界一をつかみとった。

 世界を相手に投打で圧倒した。予選リーグの韓国戦で8―0、中国戦で9―0、フランス戦で10―0の快勝。リーグ1位で勝ち上がった準決勝アメリカ戦でも8―0の大勝だった。4試合連続完封無失策の堅守はもちろん、35得点を挙げた猛攻。投打にスキなく戦い抜いた。

 明大勢で目覚ましい活躍を見せたのは柳裕也投手(政経3=横浜)。初戦の韓国戦と準決勝のアメリカ戦に先発し、計10回3分の2を被安打3、18奪三振、無失点に封じた。流れを左右する重要な試合に先発起用され、見事な投球で応えた。
 坂本は3試合に9番捕手としてスタメン出場し、投手陣を無失点にリード。打率は5割と好調だった。そして主将として、チームをまとめ上げた。上原健太投手(商4=広陵)は2試合に救援登板し、準決勝では9回を締めくくるなど、守護神としての役割を果たした。髙山俊外野手(文4=日大三)は全試合クリーンアップで出場し、韓国戦では適時打を放った。

 世界で戦い新たな経験を重ねた4選手。今大会を成長の糧として、来季での大暴れに期待だ。

[森光史]

出場 打数 安打 打点 打率
坂本
予選対韓国 9番捕手 .500
予選対フランス 9番捕手 .600
準決勝対アメリカ 9番捕手 .500
通算 .500
出場 勝利 敗戦 投球回 安打 四死球 三振 自責点 防御率
上原
予選対韓国 救援(7回~) 0.00
準決勝対アメリカ 救援(9回~) 0.00
通算 0.00
出場 打数 安打 打点 打率
髙山
予選対韓国 3番中堅 .250
予選対中国 3番中堅 .167
予選対フランス 3番中堅 .111
準決勝対アメリカ 5番中堅 .154
通算 13 .154

出場 勝利 敗戦 投球回 安打 四死球 三振 自責点 防御率
予選対韓国 先発 10 0.00
準決勝対アメリカ 先発 4 2/3 0.00
通算 10 2/3 18 0.00