春季リーグ閉幕 2位通過で予選会へ/東京六大学春季リーグ戦
春季リーグ閉幕 2位通過で予選会へ/東京六大学春季リーグ戦
東京六大学春季リーグ戦が閉幕した。明大は3節目の法大戦で勝ち点を落とすも残り2節で4連勝し、2位。6月に行われる全日本大学選手権予選会への出場権を得た。吉田由宇主将(法4=日本文理)が打率5割で首位打者を獲得した。ベストナインには捕手で吉田、三塁手で多々野将太内野手(農2=花巻東)、外野手で寶田慎太郎(営4=東北)の3人が受賞。さらに最優秀審判賞に瀬尾将勝(政経2=川和)が選ばれた

首位打者とベストナインを獲得した吉田

ベストナインを獲得した多々野

最優秀審判賞をを受賞した瀬尾
うれしい初受賞となった。今シーズンから東京六大学の審判をこなし、その正確なジャッジで最優秀審判賞を初受賞した瀬尾。慶大戦を担当することが多く、その中でも「慶大のチームプレーが光っていてすごいと思った」と早慶戦2回戦が印象に残っているという。「普段見ることができない視点から野球を見ることができたのはいい勉強になった」と審判という役職から他校選手を多く観察し、今後の自身のプレーの成長の糧にもなった。明大の試合では三塁コーチャーを担当。「千田監督(晃二)がこの場面はどのように考えているのか」(瀬尾)を常に意識し腕を回し続け、明大の全日本大学選手権予選会出場を裏で支え続けた。
「東京六大学の強さを全国に示してほしい」と東京六大学連盟会長の大友純部長。近年全日本大学選手権での優勝から遠のいている東京六大学連盟からは今年法大と明大の2校が出場権をかけた予選会へ進む。「まずは予選会を突破することだけに集中させたい」と千田監督。「全員で勝ちに行く」(吉田)今年のスタイルで全日本大学選手権の舞台に立つ。
[常光純弘]

首位打者とベストナインを獲得した吉田

ベストナインを獲得した多々野
最優秀審判賞をを受賞した瀬尾
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