
(18)法大戦事前インタビュー②畔上主将、佐藤竜選手、若林選手

畔上翔主将
──昨シーズンを振り返っていかかですか
5位という結果で、内容的にもあまり良くなく本当に情けないシーズンでした。個人では肝心な場面では打てなかったのでそこが課題です。
──明大への印象というのはどういったものをお持ちですか
粘り強くて、どんな時でも気が抜けないという印象が今でもすごく残っています。今年も変わらず、警戒したいです。
──キャンプや実戦前にはどういった取り組みをしてきましたか
守備は一歩目だとか打球の判断、走塁でも打球の判断を気を遣ってやっていました。打撃の方は極力前から来る球を数打とうと思っていて、それはできたので良かった点です。
──オープン戦で意識していたことは
とにかく負け癖をつけたくなくて。内容を重視しつつ、負けない野球を意識しながらやりました。
──畔上選手はユニバーシアードの合宿にも参加されていました
しっかり勉強できました。収穫もあったので呼んでいただいて良かったと思います。守備や走塁の一歩目だったりが自分の課題だなと改めて思いました。ファーストはうまくできなかったです。
──主将から見て現在のチームの雰囲気はどういった感じですか
みんな今はすごく考えながらやってくれているなと感じています。選手同士で話し合いながらプレーしたりできています。
──主将という立場に立って変わった事はありますか
自分の結果も大事ですけど、あくまでチームが大切なんだなと。理想は粘り強く戦えるチーム。考えて野球ができるチーム、負けない野球ができるチームです。
──4年生として気持ちの変化もありますか
法政が優勝するために、この4年間やってきています。どこの大学の同期もそういう気持ちでやってきてはいると思うんですけど、今年は負けられない。懸ける思いっていうのは強いです。
──目標はありますか
自分の役割はチームを優勝させることだけ。自分は監督のサインを100%実行するだけだと思っているので、そこに尽きます。個人でのタイトルはあまり目標としていないです。優勝のために働いて、結果がきたらと思います。
──ありがとうございました
佐藤竜一郎内野手
──昨シーズンを振り返っていかがですか
チームとしても悔しい結果で、自分としても課題が見えました。守備の正確性や、打撃を開幕から合わせていかなくてはいけないという課題です。
──明大への印象はどういったものをお持ちですか
明大は自分の中では一番気合が入りますし、やりづらいとも感じます。絶対接戦というか良い試合になる。その中で嫌らしいっていう印象が強いです。
──警戒したい選手はいますか
特に上原(健太投手・商4=広陵)、柳(裕也投手・政経3=横浜)の2人です。2人とも自分からなかなか崩れない投手なので、そういう点で攻略が難しいと思っています。
──ご自身の現在の調子というのはいかかですか
あまり良くないです。監督からは打撃が調子悪かったら、守れるだとか、守備が悪かったら打てるだとか、そういう強い精神力を持って欲しいという風に言われたので、心掛けています。
──今までどういった取り組みをしてきましたか
力強いスイングを身に付けたいという風に意識して、重いバットを振ってきました。守備もエラーしない確実さを意識し、派手じゃくてもいいのでミスないプレーをやってきました。
──ご自身の役割というのはどう考えていますか
攻守ともにチームの柱にならないといけないと思います。守備だと内野外野ともに指示して、要になっていく存在にならなきゃいけないです。打撃面では勝負強い打撃をしなくちゃいけないなと思いますね。
──個人の目標はありますか
首位打者ベストナインとは狙って生きたいなという風に思っています。
──最後に意気込みをお願いします
3季連続5位の中、特に秋とかは早めに優勝が消えた中で足を運んでくださっているファンの皆様がたくさんいました。今年は絶対優勝して、ファンの方々に絶対恩返しして、青木監督を胴上げしたいなと強く思います。
──ありがとうございました
若林晃弘内野手
──昨シーズンを振り返っていかがですか
チーム的にも自分的にも不甲斐なかったです。全試合出させてもらって、結果を残せなかったのでとても悔しいシーズンだったなと思います。
──見えた課題というのはありますか
守備であったり、自分の持ち味というのを出し切れなかったところです。
──明治への印象というのはどういったものをお持ちでしょうか
粘り強いというのがまず一番思うことで、その中で主力選手がしっかり仕事をしてくるなという印象です。
──意識したい選手はいますか
上原はやはりエースだと思うので、しっかり打ち崩したいなと思っています。
──現在まではどういったことに取り組んでいますか
まずは課題の守備を徹底的に取り組みました。実戦に向けた、実戦に通用する練習というのを常に心がけているので、その意識というのは守備でも走塁でも打撃でも誰にも負けないと思っています。
──オープンでの手応えは感じていますか
練習で積み上げたものを試す場だったので、練習の効果をどれだけ出せるかというのを意識して取り組みました。手応えは感じています。打撃では特に何も考えていないですけど、そういう課題をつぶせたことが全部プラスに回っているのかなと思います。
──副将として感じることはありますか
自分は見られている側なので、意識などは変わらなくちゃいけないことだと思っています。4年生が率先して動き、昨年のチームとはがらりと変えなくちゃいけないということは畔上とは話しました。決まりの中でも1年生から4年生の差というのをなくしました。
──4年生として今年に懸ける思いは強いです
もちろん強いです。100周年記念として4年生で迎えられるというのは運命でもありますし、必ず優勝しなくてはいけないという運命でもあると思っています。
──今季の目標はありますか
守備や足では自分の武器だと思っているので、堅実な守備と、攻撃に流れを持ってこれる打撃を意識したいです。首位打者と盗塁王を狙いたいです。
──最後に意気込みをお願いします
自分がやればチームも良くなると思っているので。まず自分がチームを引っ張って結果を出して、優勝したいです。
──ありがとうございました
[川合茉実]
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