
(17)法大戦事前インタビュー①青木監督

青木久典監督
――今シーズンから監督就任されましたがその時の心境はいかがでしたか
自分の中では助監督を1年やったばかりで、少し早いのかなと戸惑いはありましたが、腹を決めてやるしかないという気持ちでした。
――就任されてから時間が経ちました
今になっては野球部創部100周年という節目の年で何としても春秋リーグ優勝するという強い気持ちが大きいです。
――助監督と監督とでは違うものがありますか
昨年以上に選手のことが分かるようになったと思います。
――今後、どういった指導をされていきたいですか
学生野球でありますので、野球の技術だけではなく、色んな意味で人間力を高めていく文武両道のバランスを取れた学生を育成していきたいです。
――監督のご経験はありますが母校の監督は違うものがありますか
野球の監督をするにあたってやることは変わらないと思います。でも、母校のユニフォームを着て監督をすることは野球人にとって幸せなことでもあるし、名誉なことでもあるので感謝の気持ちでいっぱいです。
――目指すチームスタイルはありますか
日頃から言っているのはチームあっての個人だよと。とにかくチームの和を大切にと口うるさく言っています。
――チームスローガンはどのようなものですか
「辛抱~和合一体 負けない野球」ということでやっています。
――畔上選手が主将になりましたが
彼が人間的にも素晴らしく、適任だと感じていました。信用しているので自分のペースでいきなさいということは言いました。チームの雰囲気も良くなってきましたが、まだまだ良くなると思います。
――チームの調整は順調でしょうか
順調だと思います。振り込ませてきたので打球も力強くなってきていると感じます。
――昨年の中心だった石田選手が抜けましたが
逆にチャンスだと思います。投手陣の中でおれがやってやろうという選手が出てくると思いますし、必ず救世主は現れると思っているのでこれはチャンスだと感じています。特に経験のある玉熊にはがんばってもらいたいですね。
――野手陣の中心となりそうな選手はいますか
センターラインがやはり重要で特に二遊間の佐藤、若林は4年生でもありますし、引っ張ってもらっていいものを下級生に残してもらえればなと思います。
――明大の印象はいかがですか
粘り強いですね。すぐに点を取り返してくるとか簡単には負けないチームです。
――この春はどういった戦い方をしていきたいですか
負けない野球をしていきたいです。凡ミスなどをなくしていけば上手く行くと思うので、そこが一番大事だと感じますね。そうすれば間違いなくチャンスはあると思います。
――春の目標はありますか
やるからには優勝ですね。でも昨年5位のチームなのでそんな簡単な話ではないです。一戦一戦をしっかり勝ちにいけば最終的に形になると思います。
――改めて抱負をお願いします
3季連続5位と不甲斐ない結果を残しているのですが、前を向いてやります。しっかり優勝戦線に残って優勝を狙っていきたいです。
――ありがとうございました。
[西村典大]
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