主将がチームの中心となりMVP獲得!/東京六大学秋季リーグ戦
萩谷は今季通して首位打者を狙える位置にあったが、3割3分3厘で4位。先発を外れることもあったが「チームの力になれて良かった」と初受賞を喜んだ。
次戦は関東王座。昨年は中大に決勝で敗戦を喫し準優勝。加藤は「来年に向けたことも考えながら試合をやっていきたい」と最後の戦いに挑む。
[橋本杏菜]

最優秀選手賞を受賞した加藤

最優秀防御率を受賞した薄田

ベストナインを受賞した萩谷

最優秀投手賞を受賞した篠原
閉会式後のコメント
千田晃二監督
「(今季のリーグで4人受賞者が出たが)受賞者が出たことはうれしいがベストナイン1人は少ない。特別に打率がすごくよくて点取っていっぱい勝ったとかじゃなくてチーム全体で取った優勝だった。チームの力がすごく付いてきた感覚は持っている」
加藤
「特に成績が良かったわけではなく、優勝できたので自分がたまたまその代表でもらっただけで監督が選んでくれたのでそれはうれしく思う。(今季振り返って)立教で2タテして本当だったら立教で優勝が決まってもおかしくなかったが立教に2タテという予想外な展開になってしまったことで逆にいい意味で開き直れた。早稲田取るしかないなとなったのは結果としては良かったと思う。最初の慶応戦で4試合やりながらも1敗もせずしっかり勝ち点を取れたのがこのリーグ戦で大きかった。自分自身としてはふがいない結果で終わってしまった。序盤出ていなかったしチームのキャプテンとして情けないとは思うが中盤から調子が上がってきて何とか最後の方はしっかり出ることができたのでそこは良かった。自分が出ない中でも法政戦でしっかり勝ってくれたし後輩たちに感謝している気持ちが強い。(関東王座は)六大学の代表として大会に出るので何とか最後優勝して終われれば、来年の後輩たちにもつながると思うし来年に向けたことも考えながら試合をやっていけたらと思う」
薄田
「規定に乗ると思っていなかった。負けている場面で投げたときもあったので谷さん(早大)とかずっと先発で投げていたので先発で取れていたらもっとうれしかったかなと思う。(今季は)野手のファインプレーに助けられた。投げる毎に良くなっていったので良かったと思う。
萩谷
「(ベストナインを受賞して)途中まで首位打者も狙えそうだったので取りたかったがベストナインを受賞できてとりあえず良かった。(スタメンを外れるときもあったが)打てなかったら外れるのは当たり前ですしその中でも最後は落ちたが3割打てたのでチームの力になれて良かった。(関東王座は)去年の関東王座はよく打ったので今年もそれくらい打ちたい」
篠原
「(ルーキーながら受賞して)とても光栄なことだと思いますし、すごくうれしい気持ちでいっぱいです。(今季振り返って)夏の全日本で法政に負けて悔しい思いをして法政にやり返すというのを自分の中では目標として練習してきたので、法政に勝てたことはもちろんですし、結果リーグ優勝できたこともすごくうれしかった。(最後の早大戦では)春のリーグでは自分が早稲田に失点してしまったので初戦は早稲田にリベンジしようと思って臨んだが結果負けてしまった。リベンジのチャンスがない中で赤尾さんがつないでくれたので絶対打たれるつもりはなくて一生懸命投げた。(これから任される立場になるが)加藤さんが篠原の力で明治を優勝に導けるようになってほしいと言って下さったのでそれにふさわしい投手になれるようにこの冬一段と頑張って、また春リーグで優勝できるように頑張りたい」
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