
(38)立大戦事前インタビュー 齋藤選手、澤田圭選手

<齋藤選手>
――昨秋のシーズンを振り返っていかがですか
齋藤:シーズン前に調子を崩して、初戦から勝たないといけなかったのですが、調子を崩してしまったのが心残りというか残念でした。
――昨秋は先発、中継ぎの両方で投げていましたが
齋藤:自分自身では任されたイニングを頑張ろうと思っているので、先発と中継ぎでの意識は特にないです。
――昨秋は3勝1敗、防御率1.28と好成績を残されて、投球回も昨春と比べて増えましたが
齋藤:昨年の秋に長いイニングを投げられることができたのは、春と比べて進歩した部分だと思いますし、自分でも自信になりました。それは夏の練習の成果もあるでしょうし、前正捕手の平本さんからも言葉を掛けていただいたので自分自身を鼓舞しました。
――立大は昨秋2位とあと一歩のところで優勝を逃してしまいましたが
齋藤:昨年の秋はピッチャーが頑張っていましたが、最後の最後でツメが甘くなってしまいました。
――溝口新監督が新しく就任されましたが、チームの雰囲気はいかがですか
齋藤:監督自身が明るい方なので、つらい練習でも明るくしっかりやれています。
――3月の宮崎キャンプで重点的に取り組みたいと思っているものは何ですか
齋藤:昨年の夏から取り組んでいますが、もう1個変化球を自分の武器にしたいと思っています。
――齋藤選手、澤田圭選手の二本柱以外の投手はいかがですか
齋藤:今は小林(昌)が後ろに控えてくれているので、心強い存在です。小林(昌)がいるから最初から全力で飛ばせると思います。(小林昌選手以外では)1つ下の田村が力強い球を投げると思います。
――明大で注意している選手はいらっしゃいますか
齋藤:打者では菅野選手(剛士外野手・法3=東海大相模)と高山選手(俊外野手・文3=日大三)です。投手では上原選手(健太投手・商3=広陵)です。
――最後に、今季の意気込みをお願いします
齋藤:年明けに肩を痛めてしまって、つまずいてしまったのでこれからは焦らずに頭から少しずつ調子を上げて、先発の座を勝ち取りたいと思います。リーグ戦の具体的な数字の目標は考えていませんが、もっと信頼してもらえるように任されたイニングをゼロに抑えたいと思います。チームの目標である優勝に貢献していきたいです。
――ありがとうございました。
――まず現在のご自身の調子はいかがですか
澤田圭:いいです。
――冬はどんなことをしてきましたか
澤田圭:走ったりウエイトトレーニングをしたりというのが大体のところです。
――昨秋は5勝しましたがどんなシーズンでしたか
澤田圭:結構勝てたので個人としてはよかったですけど、チームとしては優勝できていないので、まあまあですね。
――勝てた要因は何だと思いますか
澤田圭:前正捕手の平本さんがしっかりリードしてくれたので、そこにきっちり投げられたのは大きかったと思います。
――登板数が多かったですが疲れなどはありませんでしたか
澤田圭:疲れは大丈夫でした。しんどいとは感じなかったです。
――一方で見つかった課題はありましたか
澤田圭:ちょっと点を取られる試合があったので、そこを取られないようにしなければというのが課題でした。
――明大の印象はどうお持ちですか
澤田圭:明治は強いです。やりにくさはないのですが、春に優勝していたから意識はしていました。(昨年の明大戦は)一球一球ベストを尽くして、調子は良くはなかったので平本さんにしっかりついていけたかなと思います。
――前正捕手の平本選手が抜けてしまいましたが
澤田圭:1年間引っ張ってもらったので、これからは自分が引っ張っていこうという気持ちです。どんな球でも抑えられる投手になれば、キャッチャーも苦労しないと思うので、自分が引っ張っていきたいと思います。
――昨年1年間の活躍を予想できていましたか
澤田圭:ここまで投げられるとは思っていなかったです。逆にここまで投げられて、できるということが分かったので自信になりました。1年生だったので投げること以外は全部先輩に任せました。いい意味でいろんな責任を先輩に押し付けていくという考え方、開き直りが良かったと思います。
――新チームの雰囲気はどうですか
澤田圭:いいです。我如古キャプテンが引っ張ってくれています。
――キャンプとオープン戦が始まりますがどう取り組んでいきますか
澤田圭:しっかり結果を残さないと次はないと思っているので、自分がやりたいこともやりながら、新しいキャッチャーと話をして、しっかりそれに合わせていきたいです。
――最後に春のシーズンの目標を教えてください
澤田圭:自分が投げる試合は全部勝てるようにしたいです。そのためにも練習試合でも結果を出して、リーグ戦入ったら全部勝てるようにしたいです。
――ありがとうございました。
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