
(19)開幕前選手インタビュー 高橋隼之介主将

主将としてチームを頂点に導く。昨シーズン終了後、新主将に就任した高橋隼之介主将(法4=日本文理)。オフの間は3連覇、日本一を目指すチームを引っ張ってきた。チームの要として部員全員をけん引する高橋に今季の意気込みを語ってもらった。(この取材は3月22日に行ったものです)
――現在のチームの雰囲気はいかがですか
高橋:
――オフシーズンに重点的に取り組んだ事は
高橋:主に体力づくりに取り組みました。僕は今年で4年目ですが今までで一番厳しい冬だったと思います。監督やコーチも、3連覇は簡単にはできないということをおっしゃっていました。僕らも76年ぶりの壁を越えたいという思いで、このオフは練習強度を上げて、体力と精神力の2つの強化を重点的に練習してきました。
――現在投手陣はいかがですか
高橋:山崎(福也投手・政経4=日大三)、上原(健太投手・商3=広陵)、今岡(一平投手・文4=横浜隼人)あたりは昨年からマウンドに立っているので、大きく成長して投手陣を引っ張ってほしいですし、今も順調に仕上がっています。柳(裕也投手・政経2=横浜)、星(知弥投手・政経2=宇都宮工)といった昨年あまり投げなかった投手も監督の起用法を見て、自分も期待を感じます。投手陣のベンチ争いというのはとても熾烈だと思います。皆が良い状態だと思います。その中でも4年生はチームを引っ張ってほしいと思います。山崎、今岡、月田(雄介投手・商4=熊本工)、北田(純投手・法3=倉吉東)あたりがチームに貢献してほしいと思っています
――野手陣については
高橋:野手陣の方は自分もどうなるかさっぱり分からないですし、横一線だと思います。ただ松岡(功祐)コーチがおっしゃっていたことですか、どこでも守れる選手はそれが大いに武器なるので、まだオープン戦が数試合残っていますが何らかの形に収まると思います。
――捕手陣については
高橋:今は自分、坂本(誠志郎捕手・文3=履正社)、佐野(恵太捕手・商2=広陵)の小林(恵大捕手・農2=遊学館)の4人でスタメンを争っています。しかし、キャッチャーはいつどこでケガをするか分からないので、どのように試合の展開に合った配球をするかといったことを頻繁に意見交換しています。試合に出る人は1人ですがチームワークを大事にしてやっています。
――新1年生の選手はいかがですか
高橋:第一印象は本当にフレッシュだと思いました。竹村(春樹内野手・政経1=浦和学院)、齊藤(大将投手・政経1=桐蔭学園)は現在1軍で試合に出ています。彼らは高校時代から経験豊富で、今はチームの状態にも慣れてきました。リーグ戦や新人戦でこれから出場機会が増えてくると思うので、本当に頑張って欲しいです。フレッシュな力もこれから大切になると思います。
――最上級生の4年生については
高橋:今年から学生コーチを6人に増やしました。各ポジションでリーダーシップを発揮できる人を自分は置きたかったですし、そういう立場に就くことで4年生も最上級生の自覚をさらに強めると思います。1軍2軍関係なく4年生はチームの大事な役割があるということを日頃から自分や副将が言っています。寮内の生活で引っ張る人もいれば、野球で引っ張る人もいるということで一人一人の役割が確立されていると思います。この流れを秋のシーズンにまで持っていきたいと思います。
――主将としてどのようにチームを引っ張っていきたいと思いますか
高橋:プレーでもチームを引っ張っていきますが、主将という立場ですので約120名いる部員を全員同じ方向に任せるというのが一番の仕事だと思います。3連覇というタイトルに向かって、誰一人方向を変えずに突き進むというのが非常に重要だと思います。そこに重点を置いて部員全員を引っ張ってきたいと思います
――最後に、リーグ戦の意気込みをお願いします
高橋:3連覇、日本一というタイトルが一番ですが、76年ぶりとなると自分たちも本当にどれくらいの価値なのかというのがあまりわからないくらい年数なので、諸先輩方が果たした76年前の偉業をまた達成したいと思います。
――ありがとうございました。
◆高橋隼之介 たかはしじゅんのすけ 法4 日本文理高出 176cm・75kg 捕手 右投右打
試合 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 四死球 | 打率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
昨秋 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
通算 | 17 | 20 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 3 | .100 |
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