同大との接戦制し、準決勝進出決める/清瀬杯全日本大学選抜大会

2013.08.18
同大との接戦制し、準決勝進出決める/清瀬杯全日本大学選抜大会
 初戦を完勝し、迎えた同大との2回戦。明大は同点の8回表に橋本健史(商3=明大中野八王子)の適時二塁打で勝ち越しに成功する。その裏からは赤尾裕希(文3=錦城)のリリーフで逃げ切り、準決勝進出を決めた。明日は決勝進出を懸けた釧路公大との試合が控えている。

 接戦を制した。試合が動いたのは4回。明大が走者を三塁に進め、伊藤晋太郎(営4=千葉経大付属)の中犠飛で先制する。しかし、同大も譲らない。4回裏に1点を返すと、6回裏には4番・山崎の一打で勝ち越しに成功する。両者譲らぬシーソーゲームに終止符を打ったのが橋本だ。
 7回表に先頭の橋本のランニングホームランで同点に追い付くと、続く8回表。2死一塁で迎えたのは5番・橋本。甘く入った球を叩き、打球は左翼手の左を抜ける。一塁走者がその間に生還し、橋本は二塁上で声援に応えた。試合を振り返り「最初の2打席で駄目だったが修正できた」と橋本は笑顔を見せた。
 8回裏からは2死ながら三塁に走者を置くピンチになると、赤尾が緊急登板。このピンチを抑え、9回裏も赤尾が続投。二塁に走者を置くも、なんとか逃げ切り準決勝進出を決めた。

 明日は釧路公大との試合を控える。3年前に出場した清瀬杯では準決勝で敗退している。その時1年生だった伊藤は「明日勝てなければ、3年前と変わっていないことになってしまう」と意気込む。同大との接戦を制し、チームの勢いは上々だ。「守備でリズムをつくり少ないチャンスをものにする」(橋本)と明治らしいスモールベースボールで清瀬杯優勝を目指す。