
(14)慶大戦事前インタビュー②谷田選手、山本選手、加嶋選手

谷田成吾外野手
――調子はいかがですか
徐々に上がってきています。自信を持って打席に入れています。
――冬はどんな取り組みをしてきましたか
体を大きくしました。飛距離を求めていて、軽くフェンスを越えるような打球が打てる体にしようとしてきました。試合では逆方向に本塁打も打てていて、昨年までは入らないような打球も今年は本塁打になっています。
――今年のチームカラーは何ですか
昨年からですが打ち勝つチームです。今年もそうなります。もちろん、チームプレーであったり、小技も怠らないように練習しています。いい雰囲気の中やれていますし、大久保監督の下で力が付いてきていると思います。
――昨季を振り返っていかがですか
春は優勝しましたが、秋に連覇できませんでした。力が足りていなかったと思います。
――明大の印象はどうですか
昨年まで試合に出ていた選手が残っているので、明大戦が自分たちにとってカギとなる試合です。昨年勝てたのはたまたまです。普通に戦ったら勝てない相手ですね。
自分たちは上原(健太投手・商4=広陵)を打たないといけないです。
――今季の目標は何ですか
自分は長打を打てることが強みだと思います。打てるだけ打って数字的にはキャリアハイを目指します。その点では三冠王を取りたいです。高校時代から7年間、慶應での最後の一年が始まります。大学ラストの春をいい形で終えられるように頑張っていきます。
チームは日本一が目標です。まずはリーグ戦を10連勝します。
――ありがとうございました。
山本泰寛選手
――今年のチームはどんなチームですか
個人的にもチームとしても打撃が中心のチームなのでそれに関してはいい状態でここまできているかなと思います。チームカラーとしては、取られた点を打撃で返す。勢いに乗ってどんどん点数をとって気持ちを楽にしていくイメージでやっています。
――冬は何を取り組まれましたか
守備を中心に鍛えてきました。いろいろな意味で足が使える選手になりたいなと思い、バッティングも下半身を中心に使えるようにウエイトをやったり、足をうまく使えるよう振り込んだりしてきました。打球も飛ぶようになりましたし、守備でも一歩目のスタートが速く切れるようになりました。
――中心選手としての自身の役割は
1番なので出塁率が重要です。初回から塁に出るという意識を持っています。また、下位からつながったチャンスを返す役割もあります。出塁率はチャンスにつながるので、相手投手に数を投げさせたりする中でいかに四球を狙っていけるか、相手に嫌なイメージを与えられるかだと思います。コツとしては当てに行くという意識よりは強く振るということ。強く振るということは、自分のポイントで打たなければいけないのでそれが近くなりますもちろん、野球選手である以上本塁打や長打も打ちたい。やはり、飛ばすために何をしたらいいのかということは常日ごろ、出塁率もそうですが考えています。
――今季の明大について
本当に明治は優勝候補で間違いないと思うし、一人一人の能力がある手強いチーム。1つのミスでやられてしまうから気が抜けない。気を引き締めていこうと常に感じています。髙山俊外野手(文4=日大三)とか菅野剛士外野手(法4=東海大相模)ら中心打者の前にチャンスで回したくない。投手力もすごくあるのでいかに点数を取られないか、以下にミスしないかというのが明治に勝つためのポイントだと思います。
――今季の目標をお願いします
チームの優勝です。個人としてはまだ取れていないベストナイン、タイトル獲得を目標に頑張ります。
――ありがとうございました。
加嶋宏毅投手
――どんなことに重点を置いて練習してきましたか
昨年は秋にケガをしてしまったので、ケガをしない体づくりをしました。柔軟性を強化しました。ですが、直球の球威や制球力がまだまだです。
――昨季のご自身を振り返ってみていかがですか
ケガをしてしまったことが反省点です。
――今年のチームはどういったチームですか
打てるチームです。何点取られてもそれ以上に点を取ってくれます。監督が代わりましたが、選手をリスペクトしてくれる方で、自分たちは伸び伸びとやれています。選手も監督をリスペクトしています。
――投手陣はどうですか
三宮や加藤拓のほかにも、昨年ケガをしていて投げていなかった小原大が戻ってきました。ポテンシャルはあるので期待です。
――明大のイメージはどうですか
こつこつと攻めてきます。小技を使ったり、1点を取ることに集中してくるので怖いですね。やはり高山(俊外野手・文4=日大三)に自分はよく打たれているので、警戒したいです。菅野(剛士外野手・法4=東海大相模)も怖いです。
――今季の目標をお願いします
チームはもちろん優勝です。個人はケガなく、数字は関係なしにチームのために投げられればと思います。
――ありがとうございました。
[森光史・萬屋直]
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