
(18)慶大戦事前インタビュー 白村選手、山形選手

今週の対戦相手は慶大。現在5位に沈むが、昨年は春秋ともに勝ち点を奪われた相性の悪い相手。明大は現在勝ち点3で2位につける。連勝を果たして優勝へ前進したい。今回は堀野主将、白村選手、山形選手、佐藤旭選手、横尾選手の5人に話を聞いた。
(この取材は2月22日に行ったものです)
<白村選手>
――昨秋を振り返っていかがですか
白村:チームが優勝できなかったので、あまりいいシーズンとは思えません。自分自身もシーズン途中まではいい投球ができていましたが、最後の慶早戦で崩れてしまったので全然満足はしていません。チームとしても個人としても歯がゆいシーズンでした。
――昨秋の収穫と課題は
白村:初めて1回戦の先発を任された明大戦でしっかり投げ切ることができたのは良かったと思います。点の取られ方も慶早戦以外は良かったです。めった打ちを食らったというわけではなく、仕方ない点の取られ方をされたので、自分自身も打たれた感じはしないです。課題は慶早戦で崩れてしまったように、まだ安定感には欠けることです。
――昨秋に戦って手ごわいと感じた選手は
白村:明大の岡選手(大海内野手・政経4=倉敷商)と早大の中村選手です。岡(大)選手は最初戦ったときは全然打たれる気がしないなと思ったのですが、速い球に合わせてくるなどすごく対応力があって、1打席ごとに攻め方を変えないといけないと思いました。
――新チームの雰囲気は
白村:みんなが卒業した昨年の4年生の穴を埋めようと頑張っています。レギュラー争いが激しいので、みんな頑張って練習しています。
――明大の印象は
白村:タレントがそろっていて、気が抜けないチームだと思います。岡(大)選手以外では、明大では坂本選手(誠志郎捕手・文2=履正社)がいい選手だと思います。捕手として投手の良さをよく引き立てていると思います。昨秋は1年生ながら多くの投手を引っ張っていて、いい捕手だと思います。
――今季の目標は
白村:プロ入りしか考えていないので、チームを優勝させるために投げた試合は全部勝ちたいと思います。任せられた数だけ勝てると思います。そのつもりで今練習に取り組んでいます。
――ありがとうございました。

「チームの勝利に貢献するピッチング
をしていきたい」と語った山形
<山形選手>
――昨秋を振り返っていかがですか
山形:昨秋は優勝候補と言われていましたが、優勝を達成できず悔しいものがありました。個人としては、ケガの影響で全く投げられなかったので不本意なシーズンでした。その中でも、自分は1年生の時から投げさせてもらってきたのですが、ケガをしてレギュラーメンバーの練習から外れて分かったこともあります。Cチームで練習している4年生の気持ちなどが分かりましたし、ケガを抱えながら練習することで精神的に強くなった面もあります。
――現在の課題は
山形:試合になると直球に頼ってしまう部分があるので、勝てる投手になるために変化球の精度を高めていきたいです。特に三振を取れる変化球の質を高めていきたいです。
――新チームの雰囲気は
山形:昨年は4年生がスタメンに多くて、今年はリーグ戦経験者がそれ程多くはありません。そのことはみんなも分かっていて練習しなければいけないなという雰囲気はあるので、それは良いと思います。主将の堀野は普段から仲がいいです。昨年まであまり試合には出ていないですが、リーダーシップがありキャプテンらしい選手だと思います。練習中でも率先して声を出しています。
――明大の印象は
山形:投手がいいチームだと思います。岡(大)選手や関谷選手、山崎選手、秋に出てきた上原選手(健太投手・商2=広陵)など投手が充実していると思います。野手では高山選手(俊外野手・文2=日大三)がいい選手だと思います。足が速くて長打も打てますし、三拍子そろった選手だと思います。
――今季の目標をお願いします
山形:まずケガをせずにシーズン通してベンチ入りをすることです。それとどのようなポジションで投げるかまだ分かりませんが、チームの勝利に貢献するピッチングをしていきたいです。チームとしては春秋で日本一を目指します。
――ありがとうございました。
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