
(32)法大戦事前インタビュー 建部主将、多木選手、土井選手

―建部主将―
・春を振り返ってみて
――新体制になってずっと優勝目指してやってきました。ですが、それはどこのチームも同じです。簡単ではないことは分かっていましたが、2位になって「このチームならやれる」という思いになりました。個人としては、なかなか結果が出ませんでした。自分の数字が上がれば、自然とチームの勝ちにもつながるのかなと思いました。
・課題に対してどのように取り組みましたか
――投手ばかりに頼ってしまいました。失点が少なくても落としたゲームも多かったので、打撃を強化することが課題でした。意識していない変化球に対応できていなかったので、重点的に対策をしました。春はチームワークや連携面を鍛えてきました。ですが、実際に春戦ってみて技術あってのチームワークだと実感しました。個々がさらなるレベルアップしたと思います。
・大学生活ラストシーズンですが、この4年間はどうでしたか
――4年間やってきて、最後はキャプテンまで務めさせてもらいました。法政に入って、素晴らしい先輩、後輩、そして同期に出会えたことに感謝したいです。
・最後に意気込みをお願いします
――個人としては最後の年のリーグ戦です。1年の時に優勝はしましたが、ベンチにも入っていなかったので、優勝したいです。優勝を目指した上で、個人としても結果が伴ってくれればと思います。
ありがとうございました。
リーグ戦通算100安打を達成した多木
――多木選手――
・春を振り返ってみて
――チームは2位で優勝することができませんでした。個人的にも自分の役割ができなくて、悔いが残ってしまうシーズンでした。単純に調子が良くありませんでした。
・この夏はどう取り組みましたか
――六大学は一流の投手ばかりなので、練習中でもそれらの投手をイメージしながら打つように心掛けました。
・明大の印象はどうでしたか
――他の大学と比べても一番のチームだと思います。春は打つことができませんでしたが、秋は絶対に打ちたいと思います。明大の投手陣は山崎選手(福也投手・政経2=日大三)、関谷投手(亮太投手・政経3=日大三)と後ろの岡選手(大海投手・政経3=倉敷商)の3人を打てないと、勝てないと思います。最終戦での対戦ですが、特に意識とかはしていませず明治と優勝争いができたらいいと思います。
・秋への意気込みをお願いします
――1年の春に優勝を経験してあの感動を分かっているのでこの秋は優勝して有終の美を飾りたいです。4年間やってきた集大成のシーズンなので、悔いの残らないように勝って終わりたいです。
・ありがとうございました。
副将としてチームをまとめる土井
―土井選手―
・春を振り返ってみて
――自分たちの代で優勝できると思っていました。ですが、勝てないのが野球だと感じました。個人としては昨年と比べてチームに貢献できたかなと思います。
・リーグ戦を通して課題は見つかりましたか
――自分は守備面です。早大には14点も取られてしまったので、捕手として秋はそこを潰さないといけないと思っています。
・課題に対して夏はどのように取り組みましたか
――今は投球練習でも、打者を立たせて実践的な練習を行なっています。監督からは、オープン戦の中でも配球ついてよく言われます。自分1人に言われたことでも、全員に伝えるようにしています。守備面では夏のオープン戦ではほとんど点を取られませんでした。配球の能力は上がっていると思います。成長したかなとは思っています。
・配球にはどのような点に気を使っていますか
――一人一人の持ち味は違うので普段からピッチングを受けてその投手の持ち味を覚えて試合の中で投手に合わせた配球を心掛けています。
・明大に対してどのような印象を持っていますか
――しなくていいなら試合はしたくない相手です。打力もあるので、六大学の中でも一番嫌な相手です。福田周平選手にはよく打たれました。研究して抑えたいと思いますが、どんな球にも対応してくるので難しいと思います。投手陣は山崎(福也投手・政経2=日大三)と関谷(亮太投手・政経3=日大三)です。インコースを突いてくるのが厄介でした。
・最後に意気込みをよろしくお願いします。
――最後なので優勝はもちろん、神宮の舞台で法政のみんなと少しでも長くプレイできるように一試合一試合大事にしていきたいです。個人としてはもう一度ホームランを打ちたいです。
・ありがとうございました。
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