(23)東大戦事前インタビュー 谷沢コーチ

2012.10.02
(23)東大戦事前インタビュー 谷沢コーチ
―谷沢コーチ―
・今春を振り返って
――僅差で負けた試合はよく戦ったと思いますが、序盤に大量失点した試合が多かったのは不満足という面があります。開幕カードの明大戦も完敗でした。

・打線の面では今春どうでしたか
――以前と比べると打線全体が安打を打つようになりましたが、勝負強さに関しては足りないと思います。精神的なこともあると思います。経験が他大学の選手よりも少ないので、その点はまだ時間がかかると思います。今秋は勝負強い打線になってくれることを期待しています。

・元プロ野球選手の谷沢コーチから見て東大野球部員の最初の印象は
――みんなとても謙虚で素直だと思いました。良いと思ったことはみんなで共有し合うなどスポンジの中に水がすぐ浸透していくような素直さがあります。

・谷沢コーチが今秋楽しみな選手は
――主将の永井です。守備が良く、足も速い良い選手です。打撃は今春はいいものを持ちながらなかなかそれが出ていなかったので打率を上げてベストナインを取ってほしいです。下級生では笠原です。打撃センスがあり、守備もうまい選手です。笠原は首位打者も狙える逸材だと私は思います。

・明大に対する印象は
――おおらかで伸び伸びとプレーしている印象です。そして強いです。投手では山崎(福也投手・政経2=日大三)選手と岡選手(大海投手・政経3=倉敷商)が良いと思います。特に岡選手の直球が素晴らしいです。打者では上本選手(崇史内野手・商4=広陵)が守備のいい選手として印象に残っています。

・最後に谷沢コーチが思う今秋の東大野球部の目標をお願いします
――まず勝ち星です。それから試合を見に来た東京六大学野球のファンが「今日は東大はいいゲームをやったな」と思われるような試合をしてほしいです。

・ありがとうございました。