
(22)東大戦事前インタビュー 香取選手、初馬選手

・今春のリーグを振り返って
――今春はリーグ開幕前の調子は今までで一番良く、開幕1週間前の社会人チームとの試合でも納得のいく投球ができました。そのまま開幕戦の明大戦に臨み、そこでは自分の期待通りの投球ができました。しかし調子の標準を開幕に合わせ過ぎたせいか、リーグ後半になるにつれて疲労の蓄積やフォームの崩れが出てきていい投球ができなかったことが心残りとなるシーズンでした。
・この夏はどのような練習をしてきましたか
――投球フォームが試合によってバラバラになってしまうということが今春はあったので、フォームのバランスを意識して練習してきました。そして試合本番で使える球を獲得できるよう練習してきました。全ての球種、特に変化球のコントロールの向上を意識しました。
・明大に対する印象は
――過去自分が投げてきた相手の中では、慶大や法大と比べると明大は自分の中でいい投球ができている相手です。他大学よりは自分の中では得意というイメージがあります。
・東京六大学野球でライバルだと思う選手は
――早大の吉永選手や明大の山崎選手(福也投手・政経2=日大三)など下級生のいい投手には4年生として負けたくないという気持ちがあります。
・香取選手が将来東大を引っ張ってほしいと思う投手は
――鈴木と初馬です。この2人は来年も二本柱としてチームを背負っていくと思います。
・ラストシーズンへの意気込みをお願いします
――自分は今まで勝ち星を挙げたことはないので、ラストシーズンに勝ち星を取りたいです。それと今春と同じように野手として出場する機会もあると思います。自分の投球のコンディションが良ければ投手として野手として全試合に絡むことはできると思うので、全試合出場してチームの勝ちに貢献してきたいです。
・ありがとうございました。
試合 | 勝利 | 敗戦 | 打者 | 投球回 | 安打 | 四死球 | 三振 | 自責点 | 防御率 | |
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今春、防御率3.38の好成績を残した初馬
―初馬選手―
・今春のリーグを振り返って
――今春のリーグ開幕前にケガをしてしまい、開幕前は不安がありましたが、結果的に防御率3点台でシーズンを終えることができたので良かったと思います。ただ勝ち星を挙げることができなかったので、今秋は勝ち星を取りたいです。
・この夏はどのような練習をしましたか
――直球の球速を上げることを目標に練習をしてきました。腕の振り方や体重移動のやり方を意識して練習してきました。特に筋力アップを重点的にやってきました。
・明大に対する印象は
――強いです。1年生の高山選手(俊外野手・文1=日大三)など新戦力も数多いです。山崎選手などいい投手もたくさんいて、どうすれば勝てるかなと思っています。山崎選手は選抜準優勝という実績があるので同学年ということもありライバル心とともに憧れの気持ちというものもあります。目標の選手です。
・東大で自分が目標とする選手は
――自分が目標とされる選手になりたくて練習してきたので、同じチームで目標としている選手はいませんが、エースの鈴木選手は尊敬しています。鈴木選手は野球に対する態度が真面目です。特別速い球を投げるわけではありませんが、それでも早大相手に勝った経験があるので、鈴木選手同様に速い球を持たない自分としては手本になります。
・今秋のシーズンへの意気込みをお願いします
――このシーズンで4年生の先輩方は引退されるので、笑顔で引退できるようにチームの勝利に貢献していきたいです。個人的にはまず1勝を挙げたいです。
・ありがとうございました。
試合 | 勝利 | 敗戦 | 打者 | 投球回 | 安打 | 四死球 | 三振 | 自責点 | 防御率 | |
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[森大輔]
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