(14)選手インタビュー 中嶋啓喜

2012.09.19
(14)選手インタビュー 中嶋啓喜
 復活を懸けたシーズンに臨む。今春、主軸としての役割を期待された中嶋啓喜外野手(法3=桐蔭学園)だったが、打率1割3分8厘と低迷。「チームに迷惑を掛けてしまった」と、悔しい春となった。「春の借りを返す」秋に向けての思いを語ってもらった。

立大3回戦ではサヨナラのピンチを防ぎ<br />守備でもチームに貢献した中嶋(写真左)”align=left><br clear=立大3回戦ではサヨナラのピンチを防ぎ
守備でもチームに貢献した中嶋(写真左)

・春戦ってみて、チームに足りないと感じたところはありますか。また、それをふまえてチームで補強したところはありますか
――ここ一番での勝負強さです。春はなかなか1点が取れない中、簡単に1点取られてしまうといった1点の重みを感じました。夏の間は1点の重要さというところに重点を置いて練習しました。

・春をふまえて中嶋選手自身は、夏の間はどのようなことを意識して練習されていましたか
――とにかく初心を思い返して、全てのことをがむしゃらにやっていました。

・松岡コーチが「中嶋は目の色が違う」とキャンプ中におっしゃっていましたが、自身としても例年に比べ気持ちの持ちようは違かったのでしょうか
――春、チームに迷惑を掛けてしまったということもあり、秋は春の借りを返すという気持ちで練習に臨んでいました。

・現時点で自身が理想とする打撃フォームには近づいていますか
――監督をはじめ、コーチの方々にアドバイスを頂いて、さまざまなことに取り組むことができたので、現時点ではまずまずだと思います。今後もさらに上を目指して取り組んでいこうと思っています。

・オープン戦では好調を維持していますが、春と大きく変わった部分はどういったところでしょうか
――結果を気にせずに自分のスイングをすることだけを考えて打席に入っています。

・外野手争いは非常に厳しいと思いますが、争いの中で得られるものはありますか
――守備も打撃に関してもいい選手が多く、見習うところがたくさんあるので常に自分に何が足りないのかを探せている点と、どうすれば良くなっていくのかを勉強させてもらっています。

・秋の明治はどのようなチームになりそうでしょうか
――投手陣を軸に1点を取られない守備のチームを目指しています。その中で守備のリズムを攻撃に生かしていきたいと思っています。

復活を懸ける中嶋が見据えるのは<br />優勝の2文字だ”align=left><br clear=復活を懸ける中嶋が見据えるのは
優勝の2文字だ

・最後に秋への意気込みをお願いします
――春に悔しい思いをした分、秋は必ず優勝します。

・ありがとうございました。

◆中嶋啓喜 なかしまひろき 法3 桐蔭学園高出 180cm・80kg 外野手 右/右

中嶋 今春・通算成績(9/17現在)
試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 犠打 四死球 打率
今春
11
29
.138
通算
54
133
38
25
24
.286