(6)立大戦事前インタビュー 西藤選手、大城選手

2012.09.11
(6)立大戦事前インタビュー 西藤選手、大城選手
 春は優勝候補に挙げられながら5位と悔しいシーズンになった立大。秋も初戦の慶大に連敗し、厳しい開幕となった。明大との一戦は優勝戦線に残るために負けられない状況だ。今回は、大塚監督をはじめ、松本幸主将、小室選手、西藤選手、大城選手の5人に話を聞いた。

―西藤選手―
・春季リーグ戦を振り返っていかがでしたか
――(個人的には)結果を残せる自信があったのですが、リーグ戦の前にケガをしてしまい、出遅れてしまいました。その遅れを取り返そうと、一打席、一打席に集中しました。(チームは)得点力が上がらず、チャンスで一本出ませんでした。

・夏はどのように意識して練習をしましたか
――春は得点力が上がらず、チャンスで一本が出なかったので、いかに自分でチャンスをつくるか、いかに自分で出塁するかということを考えて練習しました。キャンプというと数をやりこむというイメージですが、実戦でできないと試合で勝てないので、実戦を増やしました。また、走塁面では試合の後半になっても同じスピードで走れるかというのを意識して、本数にこだわってやりました。打撃面では、やり込んでケガをした経験があるので、数よりも試合に使える、生かせるバッティングを練習しました。

・夏の練習の中で見つかった課題はありますか
――守備面で、相手選手の特徴を捉えて、どこで守るかを考えることです。そして、送球も課題ですね。外野手全体で余計な送球が多いので、自分で判断して投げたいと思います。

・優勝のカギは何だと思いますか
――大事なのはつながりですね。春は個々が弱かったです。個々が強くて、つながれば強くなると思います。あとは、一人一人が意識を持ってやることです。

・最上級生として最後のシーズンですが
――キャンプは順調にいきました。学校が始まると全体練習ができる時間も減ってしまうので、今からが勝負ですね。

・今春の明大の印象はいかがですか
――ずっと控えだった4年生が試合に出てきていきなり打ったので、びっくりしました。控えが出てきても層が厚く、レギュラークラスが多いです。(春の)初戦は勝てましたが、その後の2試合はぼろぼろにやられてしまったので、秋はこの差をどこまで埋めることができたか楽しみです。

・明大で意識をしてる選手はいますか
――上原君(健太投手・商1=広陵)ですね。三球三振で終わってしまったので、秋は打ちたいです。山崎君(福也投手・政経2=日大三)、岡君(大海投手・政経3=倉敷商)もそうですが、みんなから打ちたいです。

・最後に秋への意気込みをお願いします
――結果にとらわれるといいことがないので、目の前の一球に集中してやります。ベストを尽くすということを積み重ねていきたいです。

・ありがとうございました。

デビューシーズンでの活躍から<br />秋も大きな活躍が期待される大城選手”align=left><br clear=デビューシーズンでの活躍から
秋も大きな活躍が期待される大城選手

―大城選手―
・春季リーグ戦を振り返っていかがでしたか
――前半は出番がなかったですが、後半で出番を与えていただき、打てたのが収穫です。

・打席に立つときになにか意識したことはありましたか
――上級生から「1年生だから思い切りやるように」と言われたので、強く振ることを意識してやりました。

・夏はどのような練習をしましたか
――守備をさらに鍛えつつ、多めにバットを振りました。

・手応えはいかがですか
――いい感じです。足を動かすことが課題だったので、たくさん足を動かして送球につなげることができています。

・苦労したことはありますか
――バッティングですね。インコースに投げられると打てなかったです。

・今春の明大の印象はどうでしたか
――いいピッチャーが多いですし、打撃がすごかったです。岡大選手、菅野選手(剛士外野手・法1=東海大相模)は特にスイングが強いという印象を受けました。

・秋に向けての目標をお願いします
――強い打球をエラーしないように、ピッチャーを助けたいです。そして優勝に貢献したいです。

・ありがとうございました。