(4)立大戦事前インタビュー 大塚監督

2012.09.11
(4)立大戦事前インタビュー 大塚監督
 春は優勝候補に挙げられながら5位と悔しいシーズンになった立大。秋も初戦の慶大に連敗し、厳しい開幕となった。明大との一戦は優勝戦線に残るために負けられない状況だ。今回は、大塚監督をはじめ、松本幸主将、小室選手、西藤選手、大城選手の5人に話を聞いた。

―大塚監督―
・今春を振り返っていただいて、いかがでしたか
――5位という結果は(自分たちの力が)それなりの力だったということでしょう。シーズン前から期待してもらっていましたが、小室が崩れれば勝てないという課題が克服できなかったことが大きかったです。

・巻き返しを図る今秋のポイントはどこになるでしょうか
――やはり投手力がポイントになってくると思います。小室が攻略されてマウンドを降りたり、その試合を落としても、2、3番手の頑張りで他の試合を取れるぐらいの投手力に上げていかないと秋も厳しい戦いになると思います。

・夏の宮崎キャンプを振り返っていただきいかがでしたか
――特別なことはせず、春の課題を実戦の中でつぶしていきました。天候に恵まれたこともあり、充実したキャンプを過ごせたと思います。

・キャンプ先で行われたオープン戦ではロースコアの試合が多かったですが投手力は上がってきているのでしょうか
――今春、優勝が厳しくなったところで、若手に経験を積ませるために少々目をつぶった成果が出始めたのだと思います。川端大翔、小林昌、斎藤、矢部、大澤といったあたりが良くなってきていて、春よりもまともになってきたと思います。

・打撃陣についてはどうでしょうか
――西藤、加藤祥は攻撃の中心になっていくと思います。春は4年生が足を引っ張った部分もあったので、秋は4年生の頑張りがカギになると思います。

・今春、明大と戦ってどういった印象を持たれましたか
――初戦は勝ちましたが、2、3戦目は大差で負けたので、打撃力があるなと感じました。また戦力的には六大の中で一番強いと思います。

・今秋、明大との対戦で、投打で注意したい選手はいますでしょうか
――打撃では春もやられた小室君(和弘外野手・政経4=昌平)、高山君(俊外野手・文1=日大三)に注意したいです。投手陣では山崎君(福也投手・政経2=日大三)、岡君(大海投手・政経3=倉敷商)、関谷君(亮太投手・政経3=日大三)の3人が軸となるでしょう。うちとしては無駄な点を与えないように最少失点でいきたいですね。

・最後に秋への意気込みをお願いします
――とにかく周りに食らい付いて、一つ二つと勝ち点を積み重ねていき、最後まで優勝争いに残っていけるような状況をつくっていきたいです。

・ありがとうございました。