
(2)選手インタビュー 川嶋克弥

・夏の間はどういった過ごし方をされましたか
――春が4位という結果に終わり、優勝を逃したので、チーム、個人それぞれの反省点を明確にして、それを克服することを意識しました。
・春のチームの課題とは
――終盤に追い付かれてしまうことが多かったことです。体力だけでなく、集中力も切れてしまい、勝っている試合を引き分けてしまうこともありました。試合の入りは良かっただけに、相手よりも余裕がなかったのかもしれないです。
・個人的にはどういった課題を克服されましたか
――やはり春は自分にとってケガをしたことが大きかったです。大事な早大戦を前にチームに迷惑を掛けてしまったので、ケガをしないための基本的な体づくりに励みました。
・夏の高森キャンプではどのような練習をされてきましたか
――自分自身、1年生の時からキャンプ参加させてもらって、今年が最後のキャンプだったので、限界まで追い込んでやろうと思って臨みました。特に、練習後の夜や早朝にスイングの時間があったので、バットを振る力はついたと思います。
・オープン戦での収穫はありましたか
――やはりキャンプ明けはみんなバットが振れていたし、実戦を通じてつながりのある打線になっていったと思います。自分も1日に1000スイングを目標にやってきたので、成果は出ていると思います。
・ご自身の中で、春と秋の大きな違いはありますか
――タイミングの取り方を変えました。自分自身、左投手が苦手という意識はないのですが、自分なりに考えて工夫しています。レベルアップするために、細かなことに意識を持てる余裕ができたことも大きく違ってきたところかもしれません。
・外野手争いは厳しい状況ですが、争いの中から得られることはありますか
――自分も若い下級生の頑張りから刺激を受けています。やはり学年関係なく競っていかないことには上達しないと思いますし、チームとしてもレベルアップしていかないと思います。
・チーム全体を見る副将として気を付けていることはありますか
――練習の入り方には気を付けています。その中でも声というものをより大事なものとしています。チームのムードは元気で変わると思うので、特に意識しています。

“感謝”の気持ちを持ち、ラストシーズンに臨む
・1年春からベンチ入りし、今季で最後のシーズンとなりますが
――もう日本一になったことは過去の話ですが、自分は昨年の日本一をベンチで経験し、身近なところにいたので、チームの雰囲気なども経験しましたし、そういった面でチームを引っ張っていかないといけないという責任感は感じながらやっています。チームを一つの方向へぶれさせない役割もあると思います。
・最後に秋への意気込みをお願いします
――学生野球人生の全てを懸けて、悔いの残らないように勝ち抜いていって笑って終わりたいと思います。
・ありがとうございました。
◆川嶋克弥 かわしまかつや 商4 日南学園高出 173cm・74㎏ 外野手 右/左
試合 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 四死球 | 打率 | |
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