
ルーキー特集(4)常に全力プレー 菅野剛士

大学は“大人な野球”。「高校は勢いで勝てる部分があるけど、大学は実力のある人しかいない。気持ちだけではなくて、技術もないと」と、高校と大学の違いを挙げた。また、金属バットから木製バットに代わることに関しては「プロは木。本当の野球はここから」とあまり意識はしていなかった。
「父とは違う大学がいい」。明大に進学しようと思ったのは中学生の時から六大学でプレーしたいと思っていたから。父に連れられて早明戦をよく見に行った。「父が早大出身だから、自分は違う方がいい」。また「うまい人がいる環境に自分を置けば、負けたくないという気持ちが起きて、うまくなれると思いました」と、明大への進学を決意した。
菅野の持ち味は全力プレー。「外野手だから守備というよりは打撃でチームに貢献したいです」と自分のプレースタイルを語る。座右の銘は「一日一生」と「アグレッシブベースボール」。この言葉は高校の監督が言っていたことで、今でも心にこの気持ちを持ち続けている。明大の野球部みんながライバル。「誰にも負けたくない」と、菅野の野球に対する思いはいつでも“全力”だ。
気持ちは秋へ一直線。新人戦は全試合にスタメン出場し、準決勝では5打数3安打1打点の活躍を見せ、盗塁も決めるなど、チームの優勝に貢献した。だが、この結果に甘んじることなく「秋で優勝したい」としっかりと準備を進めている。リーグ戦では菅野の“全力プレー”にぜひ期待をしたい。
◆菅野剛士 すがのつよし 法1 東海大相模高出 171cm・74kg 右/左 外野手
趣味は音楽鑑賞、映画鑑賞、プール。部屋にこもるよりどこかへ出かける方が好き。
見たいと思った映画は全て見るのがモットー。
次回のルーキー特集は大塚健太朗内野手(花咲徳栄=商1)8月15日(水)アップ予定です。お楽しみに。
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