
追撃及ばず敗戦 全日に向け課題を見つける/オープン戦
先発の赤尾裕希(文2=錦城)が初回から甲南大の打線に捉えられてしまう。先頭打者、続く2番打者に本塁打を打たれるなど、初回一気に3失点。しかし明大も2回3回とそれぞれ1点ずつ返し、赤尾を援護した。6回には関東学大戦でも大活躍の加藤直紀(商2=明大中野八王子)が本塁打を打ち、試合を振り出しに戻ったように見えた。歯車が狂い出したのは7回だった。2番手中村健太(政経4=新潟明訓)から引き継いだ3番手の酒井一輝(商3=明大明治)が四死球を出し、うまく流れに乗ることができなくなってしまう。その流れが明大ナインを支配したかのように守備のエラーも見られた。「ピッチャーがフォアボール出してから守備がエラーしてしまう。だから大量失点してしまった」(長谷部)。何とこの回6失点。詰めた点差をさらに広げられてしまう。それでも何とか持ち直そうとした明大。4番手薄隅翔(政経4=明大中野八王子)も8回を3人で抑え、その回1点、9回に3点を返すも追撃及ばず甲南大に7-9で負けてしまった。
今日の試合は春季リーグでの敗戦と同じような展開になってしまった。ピッチャー陣のコントロールと守備力という課題を14日より行う合宿でどう克服するかが全日での勝利のカギとなりそうだ。
☆試合後のコメント☆
長谷部
「今日はいつも通りのリーグ戦の悪い流れだった。ピッチャーがフォアボール出してから守備がエラーしてしまう。だから大量失点してしまった。ピッチャーのコントロールと守備が合宿の課題になる。(加藤について)あいつは思い切りがいい。ライナー性がいいから6番に置いている。足速いし使いやすい選手ではある。(ピッチャー陣について)4年生ピッチャー2人はよかった。こんな感じで4年が引っ張ってくれれば。リーグ戦は下級生が頑張ってくれたけどこんな感じでいけば合宿で逆に変わるかもしれない。全日でいいピッチャーがたくさんいる方がいい」
加藤
「(本塁打について)今日は(打球が)上がり過ぎだったけど入ってくれてよかった。本当はもっと低めを打ちたかった。(今日の流れ)やっぱりピッチャーのフォアボールから守備が崩れるので失点を少なくできればよかった。合宿で全日へ調子を向けて(23日オープン戦対慶大戦が)全日前最後の試合なので頑張りたい」
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