(45)リーグ戦後インタビュー 高山、竹内

2012.06.23
 期待のルーキーが強烈なインパクトを残し、デビューシーズンを終えた。高山俊外野手(文1=日大三)は東大1回戦、8回に代打でリーグ戦デビューを果たした。初打席初安打を放つと、その後スタメン出場した9試合全てで安打をマーク。打率4割1分7厘で打撃成績2位となり、デビューシーズンでベストナインを獲得した。実力を見せつけ、今後への期待を膨らませた今シーズンを振り返ってもらった。

・今シーズンを振り返っていかがでしたか
――優勝は逃しましたが、試合を重ねるにつれチームが一つになっていったと思います。個人としてはまだ1年生なので分からないことも多かったですが、結果も徐々に出るようになって良かったです。

・デビューシーズンでベストナインを獲得されました
――獲得できたことはうれしいです。狙ったわけではないですが、頑張ってやってきた結果だと思います。だけどここが目標ではないので、もっと上を目指していきたいです。

・オープン戦ではなかなか結果が出ないこともありましたが、リーグ戦で活躍できた要因は
――オープン戦もリーグ戦も同じ気持ちでやっていましたが、リーグ戦の方が自然と新鮮な気持ちで臨めたのが大きかったと思います。

・リーグ戦開幕前から活躍できる自信はありましたか
――自分自身ここまでやれるとは思っていませんでした。シーズン前はチームに迷惑をかけないように、ということを第一に意識していました。

・今シーズンを終え、収穫と課題は
――収穫は結果が出せたこと、チームプレーの大事さをより感じられたこと、1点の重みを思い知ったことです。課題はチャンスで打てなかったことと、外野のポジション取りです。

・今シーズンの活躍で周囲の今後への期待もいっそう高まっていると感じますか
――周りからの評価は分かりません。今シーズン活躍しても次、活躍できるかどうかは分からないので秋へ向けてもう一つ、二つレベルアップしていきたいと思います。油断しているとすぐ落ちてしまうと思うので、気持ちを引き締めて、誰よりも練習していきたいです。

・吉永選手(早大)、横尾選手(慶大)といった日大三高の同期の選手の活躍は刺激になりますか
――とても刺激になりました。仲のいい選手と一緒にやれるのはとても楽しみでした。

・秋へ向けて意気込みをお願いします
――秋までにしっかりと練習を積んで、不安のない形でシーズンを迎えたいと思います。

・ありがとうございました

◆高山俊 たかやましゅん 文1 日大三高出 181cm・84kg 外野手 右/左

試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 犠打 四死球 打率
高山 春季リーグ戦成績
13 48 20 .417

 

 開幕序盤は得意のバッティングで飛躍の予兆を感じさせた竹内啓人内野手(商4=日大三)。しかし中盤からケガなどで思うような活躍ができず、レギュラー定着はならなかった。今回は悔しさの残るリーグ戦を振り返ってもらった。

・リーグ戦を振り返っていかがですか
――序盤はチームがもたついてしまいました。ですが、法大戦から拮抗(きっこう)をして自信を付け、後半戦うことができたので秋につながる戦いでした。

・優勝を逃してしまった原因は
――早大は4年生が活躍しました。こっちは若い選手が頑張りましたが、優勝には4年の力が必要です。

・ご自身としてはいかがでしたか
――ケガで納得のいかないシーズンでした。来シーズンはケガなくやりたいです。

昨年との違いを感じたところはありますか
――昨年は一打席勝負が多かったのですが、今年はスタメンに出るようになりました。感覚も変わって、試合の中で修正ができるようになりました。

今季は高校の後輩の高山選手が活躍されました
――高山は頑張ってくれました。技術的なことは高山の方が上ですね。

・これからどのような練習をしていきたいですか
――シーズン中に体が思うようにいかなかったのでウエイトとかして疲れない体にします。打撃に関してはシーズン中に良いと思った打席があったので、そのイメージを大切にして練習をします。

・秋に向けて意気込みをお願いします
――試合に出て貢献することです。そのために準備は怠らずにします。

・ありがとうございました

◆竹内啓人 たけうちひろと 商4 日大三高出 181㎝・78㎏ 内野手 右/左

試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 犠打 四死球 打率
竹内 春季リーグ戦成績
12 21 .286