(43)リーグ戦後インタビュー 小室、中嶋

2012.06.21
 今季打点王、打率2位とバッティングセンスを発揮した小室和弘外野手(政経4=昌平)。終盤には4番を任され、主軸としてチームを引っ張った。ベストナインにも輝き、飛躍のシーズンとなったリーグ戦を振り返ってもらった。

・リーグ戦を振り返っていかがですか
――打率2位でしたが、優勝に結び付かなかったことが悔しいです。優勝したら(打率2位も)うれしかったのですが…

・優勝を逃してしまった原因は
――守り切れなかったところですね。打力は昨年のチームよりも良かったのですが、昨年は守りができていました。胴上げを目の前で見て、悔しかったです。秋はリベンジしたいですね。

・後半戦からは粘れたのではないでしょうか
――慶大戦で負けてから勝ちたいという思いで一致団結することができました。

個人としては好成績を残し、自信になりましたか
――もともとバッティングには自信がありました。ベストナインを獲得したことはうれしかったです。ですが秋はまた一からやり直します。

リーグトップの15打点でした。チャンスの場面には自信があるのでしょうか
――チャンスではわくわくするタイプなので自信があります。

・これからどのような練習をしていきたいですか
――もっと打力を上げて確実にしたいです。

・秋に向けて意気込みをお願いします
――優勝です。個人としては具体的な数字ではなく、チームが勝てれば良いので貢献できればと思っています。

・ありがとうございました

◆小室和弘 こむろかずひろ 政経4 昌平高出 175cm・82kg 外野手 左/左

試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 犠打 四死球 打率
小室 春季リーグ戦成績
14 54 20 15 .417

 

 昨秋ベストナインを獲得し、今年は4番としての役割を期待されていた中嶋啓喜外野手(法3=桐蔭学園)。だが開幕から不振にあえぎ、スタメン落ちを経験。打率1割3分8厘と規定打席にも達せず、期待に応えることができなかった。そんな悔しさだけが残る今シーズンを振り返ってもらった。

・今シーズンを振り返っていかがでしたか
――自分が4番としての仕事を果たせなかったので、チームも4位に終わってしまったのが悔しいです。

 ・昨秋はベストナインを獲得し、今春は期待の懸かるシーズンでしたがプレッシャーなどはありましたか
――プレッシャーはありませんでした。結果が出せなかったのは精神的にも実力的にも不足している部分があったからだと思います。少し余裕を持ち過ぎてしまったのかもしれません。

・シーズン中には打撃フォームを何度も変えていましたが
――その日の体調によってもフォームを変えるのですが、シーズンの始めに打てなくて、いろいろと試行錯誤しているうちに、何が何だか分からなくなってしまい、焦りにつながってしまいました。

・周囲からアドバイスなどは受けましたか
――監督・コーチからは「ここで諦めるな」と声を掛けていただきました。野球人生で初めてこういったスランプに陥ったので、この経験を秋へつなげていかないといけないですね。

・今春はスタメンを外れる機会も多かったですが、ベンチから何か得たものはありましたか
――1、2年生などの若い選手ががむしゃらに思い切ってプレーしている姿を見て、自分はそういった部分が足りないのだと思いました。積極的に初球から振っていたのが、今シーズンはボールを見るようになってしまい、そういったところを取り戻していきたいです。

・夏はどう過ごされますか
――春のDVDを見たりして課題は分かっているので、一から形をつくり直していきたいです。

・秋へ向けて意気込みをお願いします
――チームとしては日本一を目指します。個人としてはまず、レギュラー確保を第一目標に、戦力となって、チームに恩返しをしたいです。

・ありがとうございました

◆中嶋啓喜 なかしまひろき 法3 桐蔭学園高出 180㎝・80㎏ 外野手 右/右

試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 犠打 四死球 打率
中嶋 春季リーグ戦成績
11 29 .138