・リーグ戦を振り返っていかがですか
――優勝できず、悔しかったです。個人的にはケガなく終われて、自信になりました。ケガに関しては、リーグ戦中も気を配っていろいろなトレーナーさんにケアしてもらいました。

・昨年までの違いはありましたか
――１年以降ベンチにも入れなかったので、外から見るのと実際に試合に出るのとではこんなに違うのかと思いました。試合に出ると結果を残さなければなりません。

・課題は見つかりましたか
――打てなかった試合がありました（早大１～３回戦）。そういう試合をなくしたいです。

優勝できなかった要因は何でしょうか
――ここ一番で打てたか、打てなかったかです。

夏場に行いたい練習はありますか
――守備を中心に練習します。慣れもありますがシーズンでエラーをしてしまったので、なくしたいです。

・秋季リーグ戦の目標をお願いします
――背番号25をつけたいです。明大の打者で背番号25は特別なので、活躍して監督から渡されるようにしたいです。

・ありがとうございました

◆石川駿　いしかわしゅん　政経４　北大津高出　178㎝・80㎏　内野手　右／右

　人一倍練習に打ち込み「自信があった」という今シーズンは、法大戦までで打率３割２分３厘、６打点をマークした川嶋克弥外野手（商４＝日南学園）。ポイントゲッターとしてチームに欠かせない存在となった。しかし、早大戦からは肉離れにより戦列離脱。ラストシーズン序章を不本意な形で終えてしまった。個人として悔しさが残ってしまった今シーズンと、副将としてチームの戦いぶりを川嶋克に振り返ってもらった。

・リーグ戦を振り返っていかがですか
――結果が４位で、とても悔しいです。悔しいっていうのが全てですね。昨年日本一になって、新チームで連覇する気でいたので…。

・優勝を逃してしまった原因は
――勝てる試合を引き分けにしてしまって、もったいない試合が多かったからだと思います。一発勝負の中で攻守どちらも細かなミスが出てしまい試合の流れを変えてしまいました。

・４位という結果については
――優勝できるチームだと思っていたので本当にもったいないと思っています。

・ご自身の結果についてはいかがですか
――肉離れでチームに迷惑をかけてしまいました。せっかく準備してきたのに後半プレーできなくて…。チームに貢献しないといけない立場なのに、自分の甘さが出ました。

・ケガをする前は結果を残していたように思いますが
――リーグ前にしっかりとイメージして、準備できていたので不安なく臨めましたね。それが前半好調だった要因だと思います。ずっと練習してきて、技術も上がりましたが自信がありました。

・練習量にも自信がありましたか
――練習量って競うものでもないと思うのですが、やり過ぎないことはないじゃないですか。練習はやってなんぼだと思っています。

・リーグ前半は残塁が目立ってしまいましたが、後半戦は粘れたのではないでしょうか
――昨年のチームと違って経験が少ない分、慶大戦までは試合慣れもしてなくて非常に粘りのない野球をしてしまいました。でも後半から試合運びとか分かってきて残塁が減りました。特に立大戦は秋につながったと思います。

・早大４回戦は非常に惜しい試合でした
――秋はもう一踏ん張りしたいです。踏ん張ることが優勝するために一番大事だと思います。目標が見えた試合でした。

・チームとして良かったところやこれからも伸ばせそうなところは
――打撃です。打撃を伸ばしていって、守り勝つ野球にプラスしていきたいです。（守備に関しては）守りのミスで勝負が決まった試合はなかったですが、どういう状況になるか分からないので投手の足を引っ張らないようにしたいです。

・これからどのような練習をしていきたいですか
――夏のキャンプは最後のキャンプになるので、やるしかないです。自分もチームもどんどんレベルアップして、４年がチームを引っ張れるようにしたいです。

・秋に向けて意気込みをお願いします
――個人としてはフルイニング出場です。高山（俊外野手・文１＝日大三）、小室（和弘外野手・政経４＝昌平）が（リーグ）打率２位だったので、次は自分がそういう結果を残したいですね。

・ありがとうございました

◆川嶋克弥　かわしまかつや　商４　日南学園高出　173㎝・74㎏　外野手　右／左