(32)早大戦事前インタビュー 高梨選手、有原選手、吉永選手

2012.05.15
 現在、勝ち点3で単独首位に立つ早大。杉山、地引といった実績のある4年生に加え、1、2年生の新戦力も活躍を見せ、チームは勢いづいている状況だ。毎回、熱戦が繰り広げられる早明戦。今季は優勝戦線へ生き残りを懸け、一層負けられない一戦となる。今回は岡村監督をはじめ、佐々木主将、地引選手、杉山選手、高梨選手、有原選手、中村選手、吉永選手の8人に話を聞いた。

―高梨選手―
・昨秋を振り返っていかがですか
――春5位と悔しい結果から優勝しようと意気込んでいたので、2位は物足りない結果でした。

・個人としてはいかがですか
――5勝できたので、今後の自分にとってプラスとなったシーズンだと思います。

・今年のチームの特徴は
――4年生が下級生を引っ張ってくれているので、下級生にとってはやりやすいです。

・投手陣の中で自身の役割は
――内容よりも勝つことが求められると思うので、負けない投手になりたいです。

・同学年には有原選手、また今年は甲子園優勝投手・吉永選手も入部してきましたが
――有原は昨年から一緒に投げていたし、刺激を受けています。吉永も入ってきますが負けられないという気持ちは持っています。

・自身の持ち味は
――スピードボールはありませんが、総合力で勝負できるところだと思います。また昨年1年間投げさせてもらった経験も今年は生きてくると思います。

・冬はどういった練習をされていましたか
――ピッチングの土台となる体幹、下半身強化に重点を置きました。下半身が鍛えられてジーパンが1本はけなくなりました。

・明大で警戒したい打者は
――中嶋啓喜外野手(法3=桐蔭学園)です。パワーもあってホームランが打てるので注意したいです。

・最後に意気込みをお願いします
――昨年の活躍がまぐれだと言われないように頑張りたいです。

・ありがとうございました

―有原選手―
・昨秋を振り返っていかがですか
――後半戦が良かった分、最初のカードで明治に負けたのが悔やまれます。

・個人としてはいかがでしたか
――先発から抑えに替わってからはよく投げられたと思います。

・冬はどういった練習をされていましたか
――時間があれば走っていました。下半身が大きくなった分、ストレートの精度が上がりました。

・昨年は高梨選手と同様に多く試合に登板されました
――多くの経験をさせてもらったので、その経験を生かしていきたいと思います。

・どういった投手になっていきたいですか
――ストレートに自信があるので、真っすぐで押していける投手になりたいです。

・今年の明大の印象は
――昨年から打撃陣は少し抜けましたが、投手陣には岡大海投手(政経3=倉敷商)、今岡一平投手(文2=横浜隼人)、山崎福也投手(政経2=日大三)といった好投手が多いので守備のチームという印象です。

・明大には母校である広陵高出身の選手も数多く在籍していますが
――上原健太投手(商1=広陵)とは仲が良いので、投げ合ってみたいです。上本崇司内野手(商4=広陵)には打たれたくないです。あと福田周平内野手(商2=広陵)とも対戦してみたいですね。

・最後に意気込みをお願いします
――チームとして防御率1点台を目指しているので、個人としては0点台を目指して、優勝に貢献したいです。

・ありがとうございました

―吉永投手―
・入部して間もないですが大学野球には慣れましたか
――不安はありましたが、だいぶ雰囲気にも慣れ始めました。

・大学と高校の違いはどこに感じますか
――選球眼のいい打者が多く、簡単に低めの変化球を振ってこないです。

・大学の練習は大変ですか
――走り込みはかなりきついです。

・明大の高山俊外野手(文1=日大三)をはじめ、同じ日大三高出身の同期が東京六大学に散らばりましたが意識されますか
――対戦するときは意識すると思います。打たれたくないという気持ちは強いです。相手の苦手な球種やコースなどは知っていますが、向こうも自分のことをよく知っているので、楽しみという気持ちもあります。

・将来はどういった投手になりたいですか
――変化球もそうですが、150kmを投げてみたいという気持ちもあります。将来は試合に勝てる投手になりたいです。

・最後に意気込みをお願いします
――オープン戦でも投げさせていただいているので、春から戦力になりたいです。

・ありがとうございました