JX-ENEOSに完敗、課題を次の試合へ持ち越し

2011.11.14
JX-ENEOSに完敗、課題を次の試合へ持ち越し
 神宮大会まであと2週間。日本一に向けオープン戦も一戦一戦結果を残し、志気を高めていきたいところだ。台湾遠征から帰国後、最初のオープン戦の相手はJX‐ENEOS。今日は先発・野村(商4)の調子も終始上がらず、リリーフもうまく機能せず苦しい展開が続いた。また成田高校時代にエースを務め、現千葉ロッテマリーンズの唐川二世との呼び名の高いエネオスの先発・中川を前に打線がつながらず、3―7で敗北。幸先の良いスタートを切ることができなかった。

 今日は全体的に投手陣の制球が定まらず、多くの失点を招いてしまった。先発はエース野村。日本一に向け良い滑りだしと行きたいところだが、初回から3つの四死球を許し2失点。2度の暴投もあり、荒れ模様のピッチングだった。その後も調子は上がらず、野村は今日5回を投げ7安打5四死球4失点の不調を拭いきれずマウンドを降りた。

 リリーフのマウンドに上がった難波(情コミ4)は先頭打者に二塁打を放たれると、続く単打、犠飛であっという間に1点を奪われてしまい、挽回する間もなく打者3人で降板してしまう。1死一塁でマウンドに上がった柴田(章・文4)は走者をけん制で仕留めると、次の打者をサードゴロに打ち取り無失点に抑えた。しかし7回に三塁打を放たれ1失点すると降板。残りのマウンドを託された1年生の今岡(文1)は犠飛で1点を許すも、1回2/3を投げ無安打3三振と、リーグ戦に続き安定のピッチングを見せた。課題は残るものの、次の試合へ生かせる試合内容となった。

 打線も5安打と低調したが、3番・島内(法4)はこの日2安打、リーグ戦で首位打者にあと1安打届かなかった川辺(商4)は二塁打を放ち2打点と、リーグ戦好調だった打線は健在。またチャンスの場面で粘ることができ、5安打で3点を挙げた。投手陣の不調を援護、とまではいかなかったがそれでも気持ちは前へ向いていた。

 4点の差をつけられてしまったものの、攻める姿勢はリーグ戦から変わらず健在。また投手陣の制球、打線の奮起と今日の試合から学ぶことは多く、次へつながる試合だった。今日の課題を残りの週で調整し、次の試合での本領発揮を心待ちにしている。