(15)4季ぶり悲願のV達成へ 完全優勝目前

2011.10.19
(15)4季ぶり悲願のV達成へ 完全優勝目前
 秋季リーグ戦も終盤戦に差し掛かり残すは東大戦のみ。明治はここまで4カード全てで勝ち点を奪い単独首位。完全優勝へ向け、紫紺軍団が最後の戦いへ挑む。

 好調のチームを引っ張っているのは4年生だ。打撃好調の川辺(商4)や島内(法4)が打線を引っ張り、勝負どころではエース・野村(商4)がしっかり抑える。野村頼みだったチーム状況も改善。秋は投手と野手の助け合いでここまで勝ち続けてきた。


 新チーム最初のシーズンである春は「本当に悔しい思いをした」(竹田主将・文4)と2季連続のBクラスという屈辱を味わった。だが悔しさをばねに得点力不足の克服に重点を置いた夏の猛練習が実を結び、今は4年生を中心とした全員野球が実践できている。

 中嶋(法2)や岡(大・政経2)といった下級生の活躍も見られる中、主力の大半は4年生が占める。「4年生が意地を見せます」(中村将・法4)と最後のシーズンに気合十分。4季ぶりのリーグ制覇、そしてその先にある悲願の日本一へ。統創心を胸に、4年間の集大成を飾る。

野村30勝達成なるか

対立教1回戦での勝利で1年春から積み上げてきたリーグ戦通算勝利数は29。東大戦で1勝を挙げれば史上22人目となる30勝、また春に達成した通算300奪三振と合わせると斎藤佑樹選手(現北海道日本ハムファイターズ)以来史上7人目の大記録を達成する。甲子園を沸かせた野村のデビューは1年春。1年秋には史上5人目となる防御率0・00を達成するなど、これまでにも素晴らしい活躍を見せている。常にチームのことを第一に考え、明治を支えてきたエース・野村。歴史ある東京六大学野球史に名を残せるのか、注目だ。

こちらの瓦版は以下の日程で配布致します。ぜひ手に取ってご覧下さい!部数に限りがございますのでお早めに!
・10月21日(金) 昼休み 駿河台校舎、和泉校舎(各150部)
・10月22~23日(土・日) 神宮球場(200部)