(31)東大戦事前インタビュー 舘選手、鈴木選手

2011.10.18
(31)東大戦事前インタビュー 舘選手、鈴木選手

 立教戦で連勝し勝ち点を奪取した明治。ついに完全優勝まであと一歩。残る相手は東大だけだ。しかし勝ち星を渇望する東大も侮れない相手。今回は明治戦に臨む東大の御手洗監督、岩崎主将、内海選手、舘選手、鈴木選手、谷沢打撃コーチの6人に思いを語ってもらった。

―舘選手―
・春季リーグ戦を振り返っていかがでしたか
――前半は良かったのですが、後半から体が開いてしまいました。もっとシンプルに深く考えずにいくべきでした。

・シーズンの序盤では9番でしたが終盤では3番を打ちました。打順の変化により心境の変化はありましたか
――9番は気楽にできました。3番になってからは1本を出したいという気持ちが強くなりました。

・夏季に意識して練習したことは何ですか
――春につかみかけた感覚を得ようと試行錯誤しています。体開く悪い癖を直そうとしていますが意識しすぎでも駄目だと思います。

・夏季の読売巨人軍戦で感じたことはありますか
――投手が全然甘い球を投げないと思いました。

・舘選手個人、またチームのモチベーションは現在どうでしょうか
――個人としては3割に1本届かなかったのでその気持ちが強く、秋季リーグ戦ではチャンスで打てるようにしたいです。チームとしては(春季リーグ戦に)良い試合ができたので勝とうという雰囲気があり向上心が高くなっています。

最後に秋季リーグ戦の目標を教えていただけますか
――チャンスで1本打つことです。そのためには投手が本気になった時に打ち崩す力をつけることです。最終的には3割を打ち、打点をもっとあげたいですね。

―鈴木選手―

・春季リーグ戦を振り返っていかがでしたか

――昨秋に比べ研究されてしまい役割を果たせませんでした。

・夏の間にフォームを変えた所はありますか
――春はひじが下がり目だったのですが体重移動をよりスムーズにしました。そのためシュート回転が減り、コントロール、変化球、配球の完成度も高まりました。

・夏は読売巨人軍とも対戦しました。そこで得られたものはありますか
――他大に勝つには抑えなくてはいけない相手でした。プロはスイングの速さがすごかったのですが、丁寧に投げれば打ち取れて自信になりました。

・球種は現在どれがあるのでしょうか
――チェンジアップ、スライダー、カーブ、スプリット、ツーシームがあります。

最速は何kmですか
――135kmです。

・1年生の時から神宮の舞台で投げているのですがそこでは何を感じますか
――神宮で投げることが幸せです。だから緊張よりも楽しさを感じて投げています。

・最後に秋季リーグ戦の意気込みをお願いします
――落ち着いて研究したことをよく見て投げたいです。そして全カード全力でいって勝ち点を2つ、3勝以上をあげたいです。