(30)東大戦事前インタビュー 岩崎主将、内海選手

2011.10.18
(30)東大戦事前インタビュー 岩崎主将、内海選手

 立教戦で連勝し勝ち点を奪取した明治。ついに完全優勝まであと一歩。残る相手は東大だけだ。しかし勝ち星を渇望する東大も侮れない相手。今回は明治戦に臨む東大の御手洗監督、岩崎主将、内海選手、舘選手、鈴木選手、谷沢打撃コーチの6人に思いを語ってもらった。

―岩崎主将―
・春季リーグ戦を振り返っていかがでしたか
――谷沢さんが来て頑張ろうとはしたのですがもっとやれたはずでした。どうしても最後の1本が出ませんでした。

・谷沢さんは技術の指導以外では何かしてくださることはありますか
――声をかけてくださったり、ミーティングでは「ここが良かった」と褒めてくれたり、モチベーションを上げてくれるようにしてくれます。

・夏は読売巨人軍とも対戦しました。そこで感じたことはありますか
――(プロは)甘い球を相手は逃しませんでした。格上で気持ち的にも引いてしまったと思います。

・読売巨人軍との対戦や谷沢さんの就任で東大野球部のメディア注目度が高まっています。その中で感じることはありますか
――期待されていて良い意味でプレッシャーを感じます。

・秋季リーグ戦では明治とどう戦っていきたいですか
――野村君(商4)の具体的な対策は企業秘密ということで…あとはコースやゾーンを待って甘く入った時に打つことを心がけます。

・野村投手とこれまで対戦してきてどのような印象をお持ちですか
――初めて対戦したのは1年の秋でした。最初はストレートとスライダーだけで「割といける」と思っていたのですが、短い間でどんどん成長していきましたね。

・最後に秋季リーグ戦の意気込みをお願いします
――勝ち点を2つ取ることです。また個人としては3割を打ちたいです。

―内海選手―

・春季リーグ戦を振り返っていかがでしたか

――谷沢さんから脇を開く癖を指摘され、それを修正したら凡打が減りました。結果的には(同じ二塁手で春季リーグ戦でベストナインを獲得した)岡崎選手(立教)に打率で勝ててうれしかったです。

・谷沢さんがコーチに就任されてから具体的な変化はありましたか
――谷沢さんは技術面だけではなく、精神的支柱にもなっています。谷沢さんのために打ちたい、という気持ちが生まれました。

・夏季に意識して練習したことはありますか
――長打が少なかったので増やすように目指します。

・夏季の読売巨人軍戦で感じたことは
――空振りを恐れずに振っていると思いました。

・秋季リーグ戦では明治とどのように戦いたいですか
――野村投手(商4)から打つのは正直難しいと思います。しかし勝ち点を取って最下位を脱出したいですね。

・野村投手とこれまで対戦して何か印象はありますか
――最初は打てたのですが、年を追うごとに化けてきました。いつもはにこにこしていますが練習になるとストイックになると聞きました。マウンドでもポーカーフェイスでひょいひょいと投げてきます。

・最後に秋の目標を教えていただけますか
――(長打力のある)岡崎選手を差し置いてベストナインを取るには.350は必要だと思います。だから.350くらい打ってベストナインを獲得したいです。