
(29)東大戦事前インタビュー 御手洗監督

(29)東大戦事前インタビュー 御手洗監督
立教戦で連勝し勝ち点を奪取した明治。ついに完全優勝まであと一歩。残る相手は東大だけだ。しかし勝ち星を渇望する東大も侮れない相手。今回は明治戦に臨む東大の御手洗監督、岩崎主将、内海選手、舘選手、鈴木選手、谷沢打撃コーチの6人に思いを語ってもらった。
―御手洗監督―
・春季リーグ戦を振り返っていかがでしたか
――チャンスであと一本が出ませんでした。勝てなかったのは残念だけど、打率、防御率、得点がアップしましたね。
・春季リーグ戦の投手陣はどうでしたか
――鈴木君は昨秋、ノースリーを連発していましたが安定するようになりました。香取君も前は力んで右足が一塁に行き、崩れていましたが投げ方を意識するようになりました。秋季リーグ戦では3人目が出てくれれば、と思います。
・鈴木投手、香取投手に次ぐ3人目の投手の候補はいますか
――初馬君という1年生の投手ですね。
・夏季オープン戦では読売巨人軍戦がありました。そこで得られたものはありますか
――プロの2軍の選手と対戦することで野球に対する刺激が生まれました。
・夏季はさらに七帝戦(全国七大学総合体育大会)も行いました。そこでは何を意識して采配していましたか
――東大は他の国立大学に比べたら強いです。そのため負けられない、という意識で戦いました。毎年下級生が中心に出場しているのですが今年は主力を出し、勝ち癖をつけようとしました。勝ち癖の無いチームはリードしても最終回で何かミスを起こしたりします。勝てる試合の9回でいかに守るか、という緊張感の中でプレーできるようにしたかったのです。リーグ戦でも大敗ではなく、コンスタントにそういう試合ができればいつか勝てると思います。
・最後に秋季リーグ戦の目標はどのようなものでしょうか
――最下位記録を阻止し混戦に持っていきたいです。
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