(11)雪辱の秋!優勝へのカギを握る扇の要・川辺

(11)雪辱の秋!優勝へのカギを握る扇の要・川辺
開幕カードで対戦した春はエース・野村(商4)が14三振を奪う好投で1戦目を取るも、2、3戦目に競り負け苦杯をなめた。それから半年。今季も残り2カードと優勝へ向け大事な終盤戦で春の屈辱を晴らす絶好のチャンスがやってきた。

立教の強みは春、チーム打率六大学トップの2割8分4厘を誇る強力打線。昨季首位打者を獲得した那賀を筆頭に、岡崎、松本といった実績のある打者がそろうだけに一瞬たりとも気は抜けない。
強力打線を相手に明治投手陣を引っ張っていくのは正捕手・川辺(商4)だ。野球を始めた小学校1年生から捕手一筋16年。豊富な経験からはじき出されるリードは「全て任せています」(野村)と投手陣から絶大な信頼を得ている。対慶応戦でも投手を巧みにリー

ド。王者を黙らせ、明治を単独首位へと導いた。積極的に振ってくる立教に対し「早いカウントで勝負する」と対策は万全だ。今季が4年生の川辺にとってラスト。有終の美を飾るべく、いつでも冷静な「扇の要」が立教に立ち向かう。
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