(25)立教戦事前インタビュー 大塚監督

2011.10.05
(25)立教戦事前インタビュー 大塚監督
 最後の山場を迎える。春の王者・慶応から勝ち点を獲得したが、浮かれてはいられない。今週の相手は春2位の立教だ。現在、自力優勝の可能性を残すのは明治と立教だけ。互いにこのカードは絶対譲れない。今回は相手の立教の大塚監督、岡崎主将、那賀選手、小室選手、松本選手の5人に話を聞いた。

―大塚監督―
・春を振り返って
――リーグ前半は苦しい場面も多くありましたが、中盤以降よく踏ん張れて勝ててと思います。よく頑張ってくれたなと思います。

・慶応3回戦の内野のエラーが優勝を左右したと思いますが、監督から見ていかがですか
――あのプレーが春のすべてだったといわれますが、ただひとりの選手がエラーしたというだけの話です。結局はチーム力がまだまだだったかなと思います。チームとしてまだまだ甘いところがありますね。

・今春の反省を踏まえて、夏の間に中心的にやってきたことは
――守備のほころびは仕方ないです。慶応戦でもミスをしたスローイングに関しては練習すれば安定すると思いますよ。

・選手たちは口をそろえて夏のキャンプはよく練習したとおっしゃっていますが
――確かにやらせましたね。チームで練習するのは半日くらいで、あとは個人にまかせました。よく頑張ったと思います。

・夏から実力を発揮し始めた選手はいましたか
――あまり変わらなかったです。練習だけじゃわからないですから、オープン戦でどんどんつかっていって、という感じですね。

・春は岡崎選手が離脱してしまいました
――岡崎のけがから層の薄さが目立ちました。全体の底上げをしていかなきゃいけないと思いましたね。

・去年までは主柱となる投手が不在でしたが、春は小室選手が成長しました。監督から見ていかがですか
――秋も小室がもちろん投手陣の中心になると思いますが、過度の期待はよくないと思いますね。明治は野村君(商4)以外にもいい投手がいっぱいいていいですね。

・去年は春から秋転落したが、今年意識したことはありますか
――特にはないですが、踏ん張れるか踏ん張れないか選手にかかっているんじゃないかと思いますね。

・立教から見た明治の印象はどうですか
――とにかく野村君は素晴らしい投手ですね。なので、最少失点に抑えて終盤までしがみつきたいです。打線は島内君(法4)と阿部(寿)君(情コミ4)によく打たれてしまいました。あとは、中村(将)君(法4)が調子を戻すとこわいですね。しぶとい川辺君(商4)もいますし。みんな怖いですよ。

・秋はどのように戦いたいですか
――岡部(賢)と小室がいて、ようやく他大と張り合えます。でもやっぱり打ち勝ちにいかないといけないと思いますね。そのためにバットをたくさん振り込みました。所々で小技も見せていきたいです。

・最後に秋に向けて意気込みをお願いします
――春、2位にはなりましたが、守りにはいきません。チャレンジャー精神で戦っていきたいと思います。