(10)竹田メイジ、慶應討ちだ!!

(10)竹田メイジ、慶應討ちだ!!
今リーグ戦の山場を迎える。相手は、春に完全優勝を達成し投打に戦力が充実している慶応だ。

9回2死からの悪夢
春の対慶応戦で、明治は野球の怖さを思い知らされた。初戦を勝利した翌日の第2試合。2―1でリードし、9回2死まで慶応を追い詰めた。マウンドにはリリーフで登板した野村(商4)が立っている。あと1アウトで勝ち点獲得――。野球の神様は、残酷だった。不運な内野安打を許すと、盗塁を決められ2死二塁。続く渡邉(慶応)が振り抜いた打球は、センターの前に抜けた。まさかの同点。その試合は結局、引き分けで終わった。続く第3、4試合目で連敗し、明治は優勝戦線から脱落した。
軸となる両校の主将
慶応の絶対的な軸である主将・伊藤。打率4割5厘に4本塁打。そしてリーグでも抜群の17打点を挙げている。その勝負強さは、今季も脅威の存在となるだろう。
一方明治の主将・竹田(文4)は、先カードの対法政戦で苦しんだ。12打数無安打が、対早稲田戦では3試合中2試合で打点を挙げている。「勝つことが第一」と願うこの男の復調が、慶応攻略のカギとなる。
慶応下し悲願のVへ
今季こそは、慶応を倒す。「最終目標は優勝なので、(慶応から)勝ち点を取りたい」(竹田主将)と、チームの誰もがそう願う。早稲田、法政を撃破し、波に乗る明治。この勢いで今カードに突入し、春の王者を打ち破る。
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