
(17)法政戦事前インタビュー 難波主将、三上選手

早稲田戦の勢いそのままに、勝ち点を手にしたいリーグ戦第2カード。明治は法政と伝統の“明法戦”を迎える。金光監督(法政)が「六大学は実力が均衡してきている」と語るように、どちらに転ぶか全く分からない一戦。今回は金光監督と法政の各選手たちに、明治戦への意気込みを話してもらった。
―難波主将―
・春季リーグ戦を振り返っていかがでしたか
――優勝できなくて悔しいです。
・春の戦いから見つかった課題はございますか
――個人としては、ケガしてからプレーで引っ張れなかったことがつらかった。チームとしては、点を取られるとそのままズルズルいってしまったことです。
・夏は、課題克服に向け、具体的にはどのようなことをしましたか
――実戦的な練習をこなしました。
・9月6日の中大とのオープン戦では安打も放っていましたが、調子はいかがですか
――あまり…チームとしても…。みんな力はあるので、コンディションを整えていきたいです。
・初戦で明治と対戦しますが
――野村(商4)を打ち崩したいですね。他にも竹田(文4)、島内(法4)、難波(情コミ4)、森田(法4)などの4年生が軸になるチーム。何としても勢いを止めたいです。
・秋に向けて意気込みをよろしくお願いします
――とにかく優勝。春はケガしてしまったので、秋は神宮のグラウンド上でみんなをプレーで引っ張りたいです。
―三上投手―
・春を振り返ってみていかがでしたか
――前半戦は大事なところで駄目になってしまいました。後半は良かったので秋へつながる野球ができたと思います。
・後半良かった要因は
――これというものはないですが、一生懸命やった結果だと思います。
・明治打線の印象は
――とても力のある打線だと思っています。島内と中嶋(法2)は特に良い打者ですし、全体的に好打者が多いですね。
・野村とは最後の戦いですが
――打線もそうですが、投げ合うときはかなり意識する。大学日本代表でもよく話しました。
・日本代表を経験されていかがですか
――技術面よりも自信がつきました。今までは角度は気にしていませんでしたが、善波さんに「お前は高さだ」と言われてから意識するようになりました。
・毎年法政は二神選手(阪神タイガース)や加賀美選手(横浜ベイスターズ)など、好投手を軸に戦うスタイルですが、実際にご自身が4年生になってからはいかがですか
――今までは引っ張ってもらっていればどうにかなりました。けれども今は自分が4年なので、味わったことのない緊張感を感じています。序盤戦で駄目だったのはこのせいかもしれないですね。逆に慣れてきた後半戦は良い結果が出ました。第1戦を任されるときは責任を持って投げています。
・初戦明治、2戦目慶応ですが
――いきなり全力でいかないといけないので、みんなのやる気は上がってきています。
・秋に向けて一言よろしくお願いします
――投げた試合は全部勝てるようにしたいです。調子が良かろうが悪かろうが、良いピッチングをして、優勝したいです。
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