
連日のコールド勝ち! 東大から勝ち点を奪取/東京六大学秋季リーグ戦
初回、先攻の明大はいきなり無死満塁のチャンスをつくる。絶好の場面で4番長谷部(農3)がライト前にタイムリーを放ち、2点を先制。続く5番小町(営3)にも2点タイムリーが出るなど1回だけで打者10人、5点を挙げ一気に東大を突き放す。13―2で迎えた8回には、打撃好調の岡田(淳)主将(営4)をはじめ4本の適時打が飛び出し6点を追加。「バットがしっかり振れている」(岡田主将)と前日に続き打撃に好調さが見られた。
投げてはリーグ戦初先発の酒井が5回2失点、自責点1の好投。味方のエラーでピンチを背負う場面もあったが、東大に試合の主導権を渡さず。うれしいリーグ戦初勝利を手にした。6回から登板した岡田主将も要所を締めるピッチングで3回を無失点。しっかりとリリーフの役割をと果たした。
「今日は守備からリズムをつくれなかった」(岡田主将)と反省点も見られたが、2試合連続のコールド勝ちでチームに勢いがついたのは確かだ。「来週の早稲田戦は絶対に落とせない」(大竹監督)。次週、勝負の早大戦。勝ち点を取れるかどうかが秋の成績を左右する。今春優勝の早大から勝ち点を奪うことができたら、優勝が一気に近づいてくるはずだ。
◇試合後のコメント◇
大竹監督
「守備で凡ミスが出てしまった。修正していかなければならない。投手は良かったが、コントロールに苦しむ場面もあった。これは明治投手陣全体の課題。考えすぎている部分があるので、もっと大胆に攻めていいと思う。(次週の早大戦に向けて)力的に大差はない。自分たちの野球をして確実に勝ち点を取りたい」
岡田主将
「エラーでリズムを悪くしてしまった。初回に5点取れたがそれ以降はなかなか続かなかったのは課題。秋は打者に専念する予定だったが、リリーフで登板することもあるかもしれない。(早大戦に向けて)普通にやったら勝てるはず。2タテで勝ちたい」
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