(6)東京六大学野球開幕!いきなり早稲田と激突!!

2011.09.07
(6)東京六大学野球開幕!いきなり早稲田と激突!!
今春は5カード全てで先勝しながら、奪った勝ち点はわずか2。2季連続の4位に終わった。悔しさを胸に、やれることはやってきた。あとは「勝つしかない」(野村・商4)。明治の巻き返しのシーズンが、今始まる。

 開幕カードはいきなり早稲田。春は連勝したが「勝った方が優勝争いに残る」(土生主将・早稲田)と相手も相当の覚悟でかかってくる。実力ある打者も多いだけに簡単に勝てる相手ではないが、勝ち点奪取は必須だ。


 投手陣は春5勝を挙げた野村と、2戦目の先発が予想される難波(情コミ4)、関谷(政経2)が軸となる。これに左投手が加われば盤石。夏のオープン戦好調の柴田(章・文4)の台頭に期待が懸かる。

 打撃陣は「(春は)勝負どころでの集中力が足りなかった」(竹田主将・文4)と決定力不足が課題だ。中村(将・法4)や上本(商3)が出塁して足でかき回し、春ベストナインの島内(法4)、竹田主将や全日本に選ばれた中嶋(法2)が返す。クリーンアップまでで得点パターンを確立したい。また長打力が魅力の小川(商3)、小室(政経3)の代打での起用も考えられる。

 野村一人では優勝できないことは春に学んだはず。守備からリズムをつくり、ワンチャンスをものにする野球を実現できるか。4季ぶりの優勝へ向け好スタートを切りたい。