(4)早稲田戦事前インタビュー 土生主将、市丸副将

―土生主将―
・今春はチームにとってどのようなシーズンでしたか
――5位という結果に終わってしまって、試合も納得いくようなものが全くできていなくて。力が出し切れませんでした。もっとやれたとは思うのですけど、メンタル面でも弱さが出ました。
・土生主将ご自身にとってはどのようなシーズンでしたか
――ふがいなかったです。力不足でした。
・不調の原因は何だったのでしょうか
――打ちたいという焦りが力みになってしまって自分のバッティングができなかったのだと思います。あとは相手投手にうまく配球されてしまったことですね。
・やられた、と思う投手は
――やっぱり野村(商4)ですね。バット2本折られました。インコースを打ちにいこうと意識しすぎて崩れてしまいました。チェンジアップが良かったです。あのチェンジアップが低めに決まれば、頭で分かっていてもなかなか打てないと思います。

秋は復活を誓う
・今春、明治とやってみてどんな印象を受けましたか
――野村もそうですけどいいピッチャーがたくさんいますね。打線はチャンスに強いイメージがあります。2死二塁からでも食らい付いてくるような…。詰まった当たりでも執念でヒットにしてしまう、そんな印象があります。うちも連打からめちゃくちゃ点を取られたので。
・リーグ戦1カード目から明治戦ですが
――早くも山場ですよね。最初から明治とやることなんてほとんどなかったので…。早稲田にとっても明治にとっても大事な試合になると思います。
・野村投手との対決も今シーズンがラストですね
――そうですね、最後なのですよね…。お互い全て出し切った形で戦えたらいいです。悔いが残らないように。真っ直ぐどんどん投げてこいというくらいの気持ちで待っています。
・今春の結果を受けて練習を具体的に変更したりしましたか
――メニュー自体は変更してないですが、内容は濃くなりましたね。一人一人が自分の課題を見つけて足りないものは何か考えながらやっています。
・早稲田のチームカラーを教えてください
――元気と明るさがうちの持ち味。負けているときに盛り上がることって難しいと思うのですが「元気出そう」と言えば元気を出せるようなチームです。逆境でも明るくいたいですね。試合前のノックから元気のいいところを他大に見せつけたいです。
・投手陣、攻撃陣の特徴は
――投手陣は、右ピッチャーの真っ直ぐが速くてスライダーがよく切れますね。その中でスピードも出せるし、緩急つけて投げることもできるしそう簡単には打たれないと思います。攻撃陣は粘り強くなりました。春は点を取られたらずるずる崩れていったのですけど、今は取られても取り返す、メンタル面での力が付きました。
・最後に、明治戦へ向けて意気込みをお願いします
――負けられないです。勝った方が優勝争いに残ることができると思います。秋は守備から攻撃へリズムをつくって勝ちにいきたいですね。春はそれができていなかったので。自分自身としてはとにかくチームのために結果を出して、悔いの残らないようにしたいです。

―市丸副将―
・春リーグを振り返っていかがでしたか
――うまくいかず、苦しい思いをしました。
・若い投手が多かったですが、どうやって引っ張っていきましたか
――声を掛けて緊張を解いてあげようと思ってやっていました。
・昨年の投手陣と比べて今年の投手陣はどうですか
――実力は劣るかもしれませんが、抑えてやろうという気持ちは強いと思いますね。
・野村投手とは甲子園決勝から戦っていますが、今はどういう印象を受けていますか
――もともといい投手ですが、どんどんレベルアップしてきていますね。
・市丸副将ご自身の調子は
――春よりいいですね。
・明治打線を抑えるためには
――初戦は投手陣も緊張しますし、うまくいかない部分も多いと思いますが引っ張っていきたいです。
・春の明治の印象は
――投手がいいですね。点がなかなか取れない。
・明治で警戒している打者は
――島内(法4)、中村(将・法4)。この2人は抑えたいです。
・野村投手を打つ対策は
――春終わってからずっとイメージしろと言われていたので、野村を打つための練習をしてきました。

早稲田の投手陣を引っ張る市丸副将
・オープン戦は、チーム全体としてどうでしたか
――社会人とばかりの試合で、全然勝てませんでした。でも一戦一戦しっかり戦っていけたのでいい感じではありますね。
・秋はどういう感じで戦っていきたいですか
――大きくは変わりませんが、春はいっぱいいっぱいだったと思います。秋はもう少し余裕をもってやっていきたいです。
・秋への意気込みを教えてください
――初戦がカギ。全力でぶつかっていきたいです。
次回のTOKYOBIG6秋2011は9月7日(水)、早稲田戦展望、竹田主将(文4)、関谷(政経2)、中嶋(法2)をアップ予定です。お楽しみに。
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