立ち上がりを一挙に攻めるも、突然の降雨で試合中止/オープン戦

2011.08.22
立ち上がりを一挙に攻めるも、突然の降雨で試合中止/オープン戦
 合宿を2日後に控える中、実戦感覚を取り戻すべく国学院大とのオープン戦が行われた。初回から得点を重ね勢いに乗る本学。しかし、2回裏の攻撃中に激しい降雨に見舞われ試合は中止となってしまった。

 先発の酒井(商2)は、ボール球が先行しながらも打者3人で仕留め、まずまずの立ち上がりを見せた。続く2回も先頭打者に安打を許すも、後続を難なく断ち切る。

 打っては、初回1死から四球で塁に出た船木(農2)を、岡田(淳・営4)が犠打で送り得点圏にランナーを進める。ここで俊足船木が意表を突く三盗を成功させ、相手投手の動揺を誘う。続いて4番の長谷部(農3)がセンタ―前に弾き返し、1安打で効率良く先制した。その後も攻め続け満塁とすると、相手の失策が絡みさらに2点を追加する。続く2回も攻めの姿勢を崩さず、伊藤(営2)の本塁打などで点差を突き放していった。しかし、この勢いをかき消すかのように突然の降雨が試合を中断させてしまう。このまま再開されることはなく6-0で試合は中止になってしまった。初回から攻めを貫く本学であったが、天候はどうすることもできなかった。

 合宿前最後の対外試合であったこのオープン戦。こういった形で試合は終わってしまったが、収穫はたくさんあったはずだ。これまでのオープン戦で見つかった課題を合宿でどれだけ修正できるか。それが秋季リーグ優勝の最大のカギであることは間違いない。合宿を通してさらなる進化を遂げた選手たちの姿に期待したい。