(2)内野手特集② 鈴木浩介、斎藤俊、品川直樹、船木翼
準硬式野球部WEB連載企画<東京六大学野球 秋>では、今年の春季リーグ戦を踏まえ、秋季リーグ戦で活躍が期待される選手たちを紹介していきます!
連載第2回となる今回は、第1回に引き続き内野手の紹介です!
バランスの取れた三塁手!――鈴木浩介
三塁手レギュラーとなった鈴木
昨年は代打として試合に出場する機会の多かった鈴木。今年は三塁手のレギュラーとして試合の出場を果たし、春季リーグ戦の序盤から中盤にかけては攻守ともにバランスの良いプレーを見せた。しかし、春季リーグ戦の終盤では不調に陥り、法大戦以降はレギュラーの座を譲るかたちとなってしまい、「最初は良かったが途中で調子が悪くなり、試合に出れなかった」と、自身としても調子の上げ下げが顕著だったことが反省点として挙げられた。
春は東日本大震災の影響でシーズンに入る前に思ったように練習できず、調整がうまくいかなかった。「とにかく練習を続けることで調子を維持したい」と、この夏は最後の大会である秋季リーグ戦に向けてしっかりと調整し、準備万端で臨むつもりだ。
「チームの目標はもちろん優勝。個人としては最後の大会になるので何か一つタイトルを取りたい」。鈴木たち4年生は最後の大会となる秋季リーグ戦。最後は優勝をもって気持ち良く終えてほしい。
◆鈴木浩介 すずきこうすけ 情コミ4 明大中野八王子高出 168cm・73kg
期待の新戦力!――齊藤俊
この春、試合経験を積んだ齋藤
ほとんど出場のチャンスが回ってこなかった昨年と比べ、小林の不在や負傷もあり今年の春季リーグ戦では多くの試合に出場した齊藤。「春は小林さんの代わりで出場する機会が多かったが、いい結果を残すことができなかった」と満足のいくシーズンとは言えなかったようだが、この春季リーグ戦で試合の経験を積んだことは、齊藤にとって大きな財産となったはずだ。
「普段は午前中しか練習しないけど、夏合宿は1日中練習する。1日中だからといってだらだらしないで集中して練習したい。秋季リーグ戦はまだ出れるかわからないけど出るチャンスが回ってきたら、春よりもいい結果を出したい」と語る齊藤。
昨年から出場するメンバーに加え、秋季リーグ戦では新戦力の活躍も楽しみだ。
◆齊藤俊 さいとうしゅん 文3 静岡高出 179cm・76kg
思い切りの良さと巧打が持ち味!――品川直樹
再びレギュラーの座を狙う品川
昨年の春季リーグ戦の早大2戦目で、2点を追う7回に代打で打席に立った品川。二死満塁という大事な場面で、初球から手を出す積極的な姿勢で迎え撃った打球は「粘ることを意識して右方向への打球を心掛けた」というように、きれいに逆方向へはじき返され同点に。このプレーで落ち込んだチームを活気づけた。
そんな思い切りの良さと巧打が持ち味の品川は、その試合を機に次の3戦目でも活躍し、その年の秋季リーグ戦では二塁手のレギュラーに定着するまでに至った。
しかし、昨年は成長著しかったものの、今年の春は伸び悩み「試合に出る機会があまりなく、チームに貢献できなかった」と悔しさをにじませたようだ。
「(春は)4位で悔しかったので、秋は絶対に優勝する。個人としてはチームが優勝できるように自分がレギュラーになって貢献したい。夏合宿は日頃午前中しか練習していないのを1週間野球漬けになるので、ぼろぼろになるまでやりたい」と秋に向けて闘志を燃やす品川。秋季リーグ戦では再び二塁手レギュラーの座を勝ち取り活躍する姿に期待したい。
◆品川直樹 しながわなおき 法3 上宮高出 168cm・65kg
昨年からの成長株!――船木翼
昨年からの成長株である船木
岡田(淳)主将(営4)、長谷部(農3)に続く、名門・広陵高出の船木。
もともとは内野手だが、今年の春季リーグ戦の序盤から中盤にかけては外野手として試合に出場。終盤は鈴木が不調に陥ってしまったこともあり、三塁手として試合に出場し、好守を披露した。また、打撃の面でも次の打席につなぐ打撃で、打線の中軸を担い、打者成績では小林(法4)、岡田(淳)主将、伊藤(営2)に次ぐ好成績を収めた。この春を「調子の波が激しかった」と振り返る船木だが、それでもレギュラーにはしっかりと定着しており、明大準硬式野球部の中で昨年からの一、ニを争う成長株と言ってもいいだろう。
「この夏は体力を向上させたい。春は4位だったので秋はそれよりも上、優勝したいと思う」。好守好打で、チームに貢献する船木。秋季リーグ戦では、さらに成長したその姿に注目だ。
◆船木翼 ふなきつばさ 農2 広陵高出 170cm・65kg
次回は外野手の紹介です!お楽しみに!
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