大量得点も投手が踏ん張れず、オフ明け初戦は引き分け/オープン戦
まず1回裏、明大は2番船木(農2)がセンターオーバーの二塁打でいきなりチャンスを迎えると、3番岡田(淳)主将(営4)が送って2死三塁。続く4番長谷部(農3)が丸山(関東学大)の5球目をとらえ、第1打席でいきなり本塁打を放ち、2点を先制した。その後、3回裏には1番伊藤(営2)から静光(政経4)の2ランを含む8連打で一気に5点を追加し、4回裏に岡田(淳)主将の本塁打でさらに2点を追加。9-0と大きく点差をつけた。中村(政経3)も4回無失点で先発の役割を果たし、5回表も2番手の吉野が打者を3人に抑え、投打が完全にかみ合っていた。
しかし、5回裏に相手のエースが2番手で登板すると、途端に打線が沈黙。その悪い流れが投手に影響を与えてしまったのか、6回表には3番手の酒井(商2)が3ランを打たれ、3点を失ってしまう。8回表には4番手の赤尾(文1)が2失点、9回にも5番手の小出(営2)の制球が定まらず、守備のミスが絡んでさらに4失点と追い込まれてしまうが、なんとか同点で9回表を抑えた。9回裏にサヨナラを期待したものの、三者凡退で試合は引き分けに終わった。
久しぶりの試合に臨み、結果は引き分けに終わったものの、岡田(淳)主将は「バッティングが(オフ明けにしては)でき過ぎていた」と驚いていたようだった。しかし「5回以降のバッティングの悪い流れが投手に影響を与えてしまった」とまだまだ波があるところを反省点に挙げていた。また、この日3安打の長谷部も「最初からこんなに打てるとは思わなかった」と予想以上の結果に驚いていたようだった。
今日の試合はいい結果に終わったとは言い切れないが、まだまだ練習は始まったばかり。22日からは合宿も控えており、その意味でも今日の試合は秋のリーグ戦に向けての第一歩となったのだろう。
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