石川先制弾!下級生大活躍で、社会人相手に圧勝

先発のマウンドに立ったのは柴田(章・文4)だ。春季リーグ戦で投げた試合では制球難に陥った彼だったが、今日の柴田(章)は一味違った。伸びのあるストレートを軸に内角へ攻めていき、次々と相手打者を打ち取っていく。コントロールもさえわたり、3回を投げ与えた四死球はゼロ。ヒット1本を打たれはしたものの、2奪三振無失点という内容だった。本日2番手であった隈部(商4)も2回1安打無失点と上々のピッチング。明治は決して野村(商4)だけじゃない。4年生二人の左腕がそういわんばかりに力投した。
ゲーム後半は1年生が奮闘した。6回から登板した北田(法1)が1点を失うものの、この回マスクをかぶった高橋(隼・法1)の巧みなリードで最少失点に切り抜ける。8、9回は橋本(商1)が得点を許さず試合を締めた。新人戦では出番がなかったが、ここで堂々のピッチングをした二人。これからの成長が楽しみな存在となった。
本日、明治の投手陣が許した安打は内野安打を含めわずかに4本だった。この結果は彼らにとって大きな自信ともなったはずだ。
打棒も振るった。2回、先頭打者であった石川(政経3)が初球をフルスイング。「打った感覚がなかった」(石川)という打球はレフトスタンドへ吸い込まれるように入った。これが先制弾となり1点を奪うと、その後も四球や池田(秀・農3)の適時二塁打などで2点を追加。4回には佐野(友・商1)、福田(商1)のルーキーコンビがそれぞれ打点を挙げ、7回には相手投手の5四死球という乱調から一挙4点を奪いWIEN’94を大きく突き放した。終わってみれば10-1の圧勝。12本のヒットを集め、相手投手陣をノックアウトした。
下級生や公式戦にはあまり出場する機会が少ない選手たちで編成された本日のチーム。それでも守ってはノーエラー、走ってはチーム全体で二つの盗塁を成功させるなど、底上げはできているようだ。課題も残るが、明るい材料が見えるのもオープン戦だ。これからのオープン戦でアピールし、秋は若い選手でも是非神宮を湧かせてほしい。
日付 | 対戦相手 | 場所 |
---|---|---|
8・2(火) | 日大 | 明大グラウンド |
8・4(木) | 駒大 | 県営飯田球場 |
8・12(金) | 松本大 | 松本市営球場 |
8・24(水) | 横浜商科大 | 横浜商科大グラウンド |
8・25(木) | 国武大 | 国武大グラウンド |
8・28(日) | 住友金属鹿島 | 明大グラウンド |
8・29(月) | 専大 | 明大グラウンド |
9・1(木) | 東海大 | 東海大グラウンド |
9・3(土) | 日体大 | 明大グラウンド |
9・4(日) | 神大 | 明大グラウンド |
9・5(月) | 桐蔭横浜大 | 明大グラウンド |
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