結果残せずも充実の1年間に/全日本学生選手権

1999.01.01
 10月30日~11月3日まで行われた全日本インカレ。今年度の、そして4年生にとっては最後の大会となったが、強風にも苦しみ総合11位と成績は振るわなかった。レース後は「総合6位以内という目標が達成できなくて悔しい」(桐生・営4)と悔しさをにじませたが、下級生が多くの経験を積めたことは来年への確かな収穫となっただろう。昨年の部員数は計14人。しかし今年は一般入部の1年生が例年より多く入部してスタートを切った。そして「半年前まで海を知らなかった子とは思えないほど上達した」(桐生)と今大会にも出場を果たした。

 「これほどまでにチームのことを考えた主将はいなかった。すごいキャプテンです」。石丸監督にそう言わしめたのは坂上主将(法4)。この1年間主将としてチームを引っ張り続け、生活面までチームを大きく変えた。自身は今大会途中に左手を骨折するというアクシデントに見舞われ、最終日のレースではスタートに失敗してしまい「絶望的だった」(坂上主将)と言いながらも最後まであきらめることなくレースを続けたその姿は後輩たちの目に焼き付いたに違いない。「成績は残せなかったけど、2、3年後に勝てる土台を作れたと思う」(坂上主将)とチームのためにすべてをかけた主将の1年は幕を閉じた。