無念の優勝者なし/全日本大学対抗選手権
本州最北端の地青森ながら、猛暑に襲われた八戸自転車競技場。1日目に行われた男子スプリント予選には佐々木が出場。スプリント競技を得意とし、東日本大会では常に好成績を残してきた佐々木であったが、全国の壁は厚く10位に終わり、決勝に駒を進めることはできなかった。
2日目
大会2日目、午前最初の種目であるケイリン予選には市山主将(営4)が出場。組一着で難無く予選通過を決める。続く男子チームスプリントは市山主将、加藤(剛・営1)、田尾(政経1)の3人で出場したが、タイム順で上位に残れず無念の予選敗退となった。加藤(雄・文3)・出澤(営2)・中村(法2)・中野(政経1)で出場した4㎞チームパーシュートでは「練習量の少なさが出た」(加藤・雄)と7位でフィニッシュ。決勝進出はならなかった。
午後の1㎞タイムトライアルには水野(政経2)と中野が出場。中野は19位、水野は出だしこそ良かったがラスト一周の伸びが足りず26位と、ともに下位に沈んだ。
続いて行なわれたのが、二人乗りの自転車でトラックを周回するタンデムスプリント。本学からはインカレ3年連続の出場となる田澤(営3)と和田(拓・政経2)のペアが出場した。「冬からこの組み合わせで練習してきた」(和田・拓)成果が表れ1/4決勝を難なく通過するが、タイム順により1/2決勝での対戦相手は優勝候補の早大に決まり、和田(拓)は「(タイム順で)4位以内には入っておきたかった」とレース結果を悔やんだ。
2日目の男子最終種目はポイントレース。30名程度の選手で333mトラックを120周し規定周回で加算されるポイントを競う、トラック競技で最も迫力のあるレースだ。本学からは加藤(雄)のみの出場となった。スタート直後、加藤(雄)は少人数で抜け出し先頭集団を構成する。しかし、肝心のポイント計測周回では先頭集団からちぎれ、4回目の計測で2ポイントを獲得するに留まる。その後は足がつるなどのアクシデントでずるずると後退、最終成績は不本意な13位に終わった。加藤(雄)は試合後のコメントで「最初に飛び出すのは高校時代からのスタイル。(つった足は)スタート直後から(限界が迫って)きていた。もっと練習をしなければ」と悔しさをにじませた。
3日目

意地のゴールスプリントを見せた田澤・和田(拓)組
インカレ3日目は、トラック競技最終日だ。
タンデム・スプリント5位-8位予選で敗れ、7-8位決定戦に臨んだ田澤・和田(拓)ペア。天下の日大を相手に、見事逃げ切り7位を勝ち取った。「7-8位にまわりたくなかったんですけど、最低限の成績を収めよう」と臨んだ2人。和田(拓)は「前に行くのが難しくて、前の取り合いだった」と苦い表情を浮かべた。一方、田澤は「3年出てるんですけど、今回がパイロットで出させてもらって、責任とかプレッシャーが懸かった大会だった」とインカレを振り返った。
ケイリンで期待の懸かる市山主将。まずは1/2決勝を3位で通過した。「順位はあまり気にしていなかった。予定通りのレースでした」と自分のレースができたようだ。そして「悔いの残らないように」と臨んだ決勝。戦うメンバーは野口(中大)、今井(早大)ら各校のエースたちが顔をそろえる。「自分から攻めていこうと思った」とはじめの位置取りから前へ。「抜け出し方は失敗してしまった。ふいをついて前に行こうと思ったけどできなかった」と悔しそうな表情。結果は3位。今大会で唯一明治の校旗が掲げられた場面だった。「少しでも結果が残せて良かった」とほっとした市山主将。試合後の夕食前に「3位という結果を残してくれて、市山くんありがとう」と崎部長から賞賛の声が掛かった。4年生にとっては最後のインカレ、最後の学生トラックレース。市山主将は自転車部主将として意地の表彰台入りを見せた。

チーム唯一の表彰台となった市山主将
入賞者が市山主将ただ1人と不本意な成績に終わったトラック競技。他の大学から実力が劣っているわけでは決して無い。上位チームとの1歩の差は選手たちが口にするように「練習量の差」であることは否定できない。「あと1歩」の差を埋めるためにはこれからのオフ期間の取り組みが重要だ。来年こそ表彰式で明治の校歌を聞きたい。
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