総合6位……。そこから見えてきたものとは/東日本大学対抗選手権

総合6位……。そこから見えてきたものとは/東日本大学対抗選手権
 7年ぶりの関東インカレ制覇からはや1年。前回大会の覇者として迎えた今大会は、総合6位と悔しい結果に終わってしまった。

 今大会はスナッチとジャーク、そしてトータルの3つでそれぞれ8位までに入った選手にポイントが与えられ(1位8点、2位7点……8位1点。例えばスナッチ1位、ジャーク1位であればトータルでも1位となり24点)、大学別にその合計得点を競う。

 まず大会最初の種目である56kg。明治は古庄と谷中の活躍で見事に32点を獲得し、この時点で全体のトップに立つ。特に古庄は就職活動の影響で、練習も十分に行えず「切れがなかった」と振り返るも堂々の3位表彰台。4年生唯一のレギュラー選手としての意地を見せた。

 続いて69kg級には吾郷が出場した。吾郷は安定した試技でスナッチを2本決めると、3本目には自己ベスト更新を狙って112kgに挑戦。これは惜しくも失敗に終わったが、積極的な姿勢が見られた。一方ジャークでは、練習で成功していた140kgを2本失敗するものの、トータルで3位に食い込んだ。この好成績に本人は「最近は調子が良かった」と思わず顔もほころぶ。だが「チームがまとまって応援してくれてやりやすかった」と最後は周りへの感謝も忘れなかった。

 同じく大会初日に行われた77kg級、85kg級でもしっかりとポイントを積み重ねた明治は、初日を11大学中トップで折り返した。

 大会2日目、この日は重量級の種目である。明治からは津波、遠藤、大嶋の3人が共にポイント圏内入り。中でも遠藤はスナッチ、ジャーク合わせて6本すべて成功と、抜群の安定感を見せた。
 しかし3人合わせて獲得したポイントは16点と、他大学に大きく水をあけられてしまう。昨年まではこの重量級にも主力が居たこともあり、上位を望めたが今年は対照的に厳しい結果となった。結局これが響き、総合順位も下げてしまう。

 全種目を終え、総合6位。昨年は優勝と華々しい結果だっただけに、少し物足りなさも残った。本多監督も「今年は4年生が少なく、(その4年生の)レギュラーも1人と戦力不足は否めない」と表情は険しい。だが逆にいえば抜きんでた実力者が多く居た昨年とは違い、今年は個の力の結集がより重要になってくるといえる。

 個の力の結集――。それにはまず個々のレベルアップが必要不可欠だ。次なる大会は9月の東日本学生個人選手権としばらく間隔も空く。それだけに、いかにしてこの長い時間を有効に使えるかが今後のカギを握るだろう。