連勝必須、絶対に負けられない東大戦展望!

宿敵早稲田に連敗。現在2勝3敗と負け越し、暫定5位と後が無くなった明治。現在状況が好調とは言い切れないチーム状況の中で「絶対に負けられない相手」というプレッシャーが選手たちに重くのしかかる。
今シーズンの東大はバッティング向上に重点を置き、夏のトレーニングに取り組んだ。特に「バッティングはいい状態です。春よりも打球の質が上がりました」と話した岩崎(東大)は現在打率3割6分8厘とチームナンバーワンの打率を誇る。また、今シーズン本塁打を放った鬼原(東大)も3割4分8厘と調子が良い。この2人がバッティングのキーマンとなる。
今シーズンの東大はバッティング向上に重点を置き、夏のトレーニングに取り組んだ。特に「バッティングはいい状態です。春よりも打球の質が上がりました」と話した岩崎(東大)は現在打率3割6分8厘とチームナンバーワンの打率を誇る。また、今シーズン本塁打を放った鬼原(東大)も3割4分8厘と調子が良い。この2人がバッティングのキーマンとなる。
一方の投手陣。絶対的エース鈴木をケガで欠くこととなった今春、鈴木の二番手に甘んじていた前田が主戦としてチームをけん引。「いやらしい野球、かわすピッチングを心掛ける。完投したいです」と話した前田は、東大投手陣を引っ張るエースへと成長したと言える。さらに、西村といった新たな戦力も頭角を現し始めてきた。神宮のマウンドでの経験を積み、迎え撃つ。「全体はバランスのいいチームになってきている。ここ近年のシーズンで言えば1番調子はいい」(中西監督・東大)。この言葉通り、確実に東大野球のレベルは上がっている。
また、リーグ戦開幕前の取材の際には、「秋は明治戦に鈴木を間に合わせたいと思っているんだけどね」と不敵な笑みを浮かべた中西監督(東大)。鈴木が復活するか、注目が集まる。
今秋の開幕戦では、春の覇者法政相手にいきなりの延長戦を繰り広げた。また、対早稲田1回戦にも手堅い守備で引き締まった試合を見せ、早稲田を最後まで追い詰める試合を展開。敗れはしたものの、神宮の観客に見応えある試合を印象付けた。
東大野球の投打が噛み合ったとき、現在打率低迷中の明治にとって大きな脅威になることは間違いない。いかに明大野球部打線がチャンスで打てるかが勝利のカギを握る。優勝へ望みをつなぐためにも、連勝での勝ち点奪取は必須。今週末のカードが明治にとっては後半戦の口火をきる新たなスタートとなる。
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