一つ目の山場へ向け打撃強化

早朝には早稲田戦のビデオを見ながらミーティングを行い、戦い方を確認した。グラウンドでは、打撃に守備にバランスよく調整。フリーバッティングでは、厳しめのボールを見極めるなど実戦を意識して取り組んだ。また、多田(政経4)、謝敷(商3)らは全体練習終了後、居残りで打撃を鍛えた。好調の多田に加え、立教戦では無安打の謝敷に当たりが出るようになれば、得点力倍増が期待できる。
次のカードに向け「(早稲田だからといって)変な意識をせず、きちっと力を出せばかなわない相手ではない」と善波監督。選手も「今週末が勝負」(多田)、「次こそ勝ち点を取りたい」(野村・商2)と気合十分だ。空き週を前に立ちはだかる大きな山場を乗り越えれば、一気に波に乗ることができる。3季ぶりの天皇杯奪回に近づくためにも、気持ちよく“稲刈り”をしたい。
~監督・選手のコメント~
善波監督
「(立教戦では)2戦目の途中まで変な冷静さがあって、相手の気持ちに押し込まれてしまった。そこで気持ちの置き場所が確認できたから、次はいい感じで試合に入れるだろう。(次戦は、早稲田だからといって)変な意識をせず、きちっと力を出せばかなわない相手ではない。明治のユニホームのプライドをしっかりもってやれば勝ち点が取れる。というより取らなきゃいけない」
多田
「(開幕戦黒星だったが)初戦でかたくなっていた。気を落とさず3戦目につなげようという気持ちだった。試合を重ねるごとにほぐれてきた。(3戦目はタイムリーヒット)自分の打撃ができていたので、チャンスで回してもらって気持ちが入った。(早稲田戦に向けて)今週末が勝負。今までやってきていることをやって、勝つだけ」
野村
「(開幕戦黒星だったが投球の調子は?)いつも通り。悪くなかった。(3戦目の投球について)要所要所で締められたので良かった。(夏の成果は見えたか?)コントロールや球のキレが良くなった。(次は今春リーグ戦初黒星を喫した早稲田戦だが)一度負けているので同じことを2回しないようにしたい。次こそ、早稲田から勝ち点を取って(今後のリーグ戦を)いい流れでいきたい」
~試合情報~
◆9・26 第2試合 対早稲田1回戦 13時00分頃試合開始
◆9・27 第1試合 対早稲田2回戦 10時30分試合開始
(どちらも神宮球場)
会場アクセス
JR中央総武線各駅停車「信濃町」駅から徒歩12分
東京メトロ銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
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