それぞれの戦いへ。しかしその先には…/東日本学生選手権

 大会2日目。本学からは2人が表彰台入りを果たし、今大会を終えた。

 初めに行われた85kg級では千原(信)が見事に表彰台の中央に立った。当初、上位争いは深澤(日大)や小泉(日体大)で繰り広げられると見られ、前評判も高くはなかった。それを象徴するかのように、今日の結果について「運です」と謙そん気味に振り返った千原(信)だが、ジャークでは堂々と全体のトップである146kgをマーク。最後は自己新となる153kgに挑戦するも、残念ながら失敗。「決めたかった」(千原(信))と悔しさをにじませたが、実力でつかんだ勝利であることを十分に示した。一方で同じ階級に出場した津波は「練習不足だったが、思っていた以上にできた。スナッチで108kgまで行けるとは思わなかった」と確かな手ごたえをつかんだようだ。

 続く94kg級には遠藤、瀬戸が出場。結果はそれぞれ厳しいものとなったが、今後に期待できる内容だった。

 女子の全階級を挟んで行われた105kg級では大嶋が奮闘。結果は8位に終わったが、試合後、熱心に監督の話しに耳を傾ける姿は印象的であった。

 最後に行われた+105kg級では長濵が3位表彰台を飾った。合宿の疲れで実際に本格的な練習に取り組めずに臨んだ本大会。本人も試合後に思わず「(今大会に)出るつもりはなかった」と正直な気持ちを漏らした。しかし国体への調整として強行出場した中での3位は、本人にとって弾みになるだろう。

 国体の関係で中島主将(政経4)や谷﨑(商4)ら主力選手の多くが欠場した中、本多監督は選手たちに「持てる力を出せ」と言葉をかけた。それに応える形で、特に1・2年生の頑張りが光った今大会。10月に開かれる全日本学生新人選手権では彼らの活躍が期待される。また今後について監督は「メインイベントであるインカレにピークを持っていきたい」と語った。国体を控える長濵もこれからの目標について「インカレで表彰台」と、部としてはあくまでインカレに照準を合わせていることを強調した。

 今後それぞれの戦いに挑む選手たち。しかし彼らはその先にある12月の大舞台をしっかりと見据えている。