好調な打線で早大に連勝/東京六大学春季リーグ戦

1999.01.01
好調な打線で早大に連勝/東京六大学春季リーグ戦
 4月12日に行われた対早大2回戦。明大は9-3と早大を下し、春季リーグ戦における最初の対戦カードで連勝、勝ち点を獲得した。

 11日の1回戦で9得点と爆発した明治打線はこの日も好調。3回表、四球と安打で無死満塁とすると4番江川(法4)が右中間に走者一掃の適時2塁打を放ち、1回戦同様明大が先制する。そして5回表にも相手の暴投と古城(政経3)、柿木(商4)の連続適時打で3点を奪い、試合を決めた。

 先発した岡田(淳・営2)は4回まで早大打線を無安打に抑える完ぺきな投球を披露。6回裏に1点を失うものの、7回を投げて3安打1失点とまずまずの投球で今試合を終えた。

 結果、岡田(淳)からマウンドを引き継いだ西(農3)が最終回に2点失うものの、6回以降、相沢主将(商4)の本塁打などで着実に得点を重ねた明大が勝利。春季リーグ戦最初の対戦カードで見事に勝ち点を獲得した。

 春季リーグ戦で好調な滑り出しを見せた明大。この調子で今後も戦いを続け、まずはリーグ戦の頂点に立ってほしい。

~試合後のコメント~
相沢主将
「勝ったことが良かった。内容はあまり気にせず、勝ちに貪欲(どんよく)にやった結果、勝てて良かった。ただ、練習では内容もしっかり確認しながらレベルアップを図っている。(好調な打線について)みんな振り切れている。積極的に今の調子で打てていければいい。(投手陣は)ストライク先行でやっている。コントロールをもう少し上げればもっと良くなる。(8回の本塁打について)これまでは打ち損じが多かったが、やっと芯をくった。今日のは完ぺきな当たり、気持ち良かった。全員、全力でやることを心掛けている。これが試合で一番大事なこと」

江川
「(先制の3点適時打について)満塁で打席が回ってきてうれしかった。関東選手権で多く試合をこなせたおかげで、試合感があり、打席で集中出来ている。また今、守備が調子いいからその流れで打撃も乗っていけてる」

岡田(淳)
「今日は思いっ切りいこうとしたが、コントロールにバラツキがあり調子はよくなかった。だが、相手が初球からボール球を振ってくれたりして助かった」

香取(政経3)
「打撃の調子はいい。2番打者として犠打をしっかり決めることや、右方向に打ち、走者を進めることを心掛けている。守備はリーグ戦失策無しを目指す」

大友部長
「勝ったときは相手に勝たせてもらったと思って、気を引き締めなければならない。例えば今日のバント失敗も、点差が1、2点の勝負だったら大変なことになる。常に気を抜かないで、常に相手を分析してやっていく。今日のミスを打ち消すための練習、努力が大事」

~今後の試合~

◆4・11~6・6 平成21年度東京六大学準硬式野球春季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)
▼4・25 対慶大1回戦(立大富士見グラウンド 13:00~)
  4・26 対慶大2回戦(法大多摩グラウンド 10:00~)