
打撃陣の猛攻で大量得点 激闘を制する/夏季オープン戦

8月30日のオープン戦は中大をホーム明大グラウンドに迎えて行われた。打撃陣は好調で2回裏に4点を奪う。試合を通して流れが止まることなく、計15得点で乱打戦を制した。
試合が動いたのは2回裏だった。5番の木本圭一主将(政経4=桐蔭学園)が四球で出塁、続く6番光弘帆高内野手(商3=履正社)が安打で好機をつくると、7番瀨千皓外野手(経営4=天理)のライト頭上を超える二塁打で2点を挙げた。加えて友納周哉内野手(文3=福岡大大濠)の内野安打、榊原七斗外野手(情コミ3=報徳学園)の適時打で計4点を奪う。
4回裏、先頭打者光弘が右中間への二塁打から瀨の適時打で1点を返すと、明大打線は満塁の好機を演出。そして迎えた4番・今井英寿外野手(政経4=松商学園)の打席、相手投手の初球を完璧に捉え、放った打球は右中間フェンスを越える満塁本塁打となり、明大は勝ち越しに成功。続く打者も連打で得点を重ね、この回の攻撃を打者一巡の末8点を奪うビッグイニングとした。試合後半も攻撃が止まることなく得点を重ねる。5回裏、今井が2死一、二塁の好機でレフト方向への二塁打を放ち得点。7回裏には1死一、二塁の好機で代打の岡田啓吾内野手(商3=前橋育英) が適時打を放った。
この試合では全体を通して明大打線の爆発力を見せつけた。秋季リーグで持ち前の攻撃力がどう発揮されるか期待がかかる。
[福田翔人]
試合後のコメント
光弘
――ご自身この夏でどこを重点的に鍛えましたか。
「怪我明けなのでそこの様子見ながらというところですね。3カ月という空白期間を埋めるために今頑張っています」
――15得点と、チームの打線のつながりが見えましたが振り返っていかがですか。
「昨日の試合では打線のつながりというのがなかったので、その中で今日臨んで打線のつながりが見えて、やはり1人1人がきちんと役割をこなしているなとすごく感じる試合でした」
田上夏衣(商2=広陵)
――打席に入る上で意識していることはありますか。
「後ろにつなぐことは意識していて、その中で自分の線というものができたらヒットになるなといつも思っています」
――個人として、チームとして秋に向けて改善していきたいところはありますか。
「チームとしては、今日のような打線のつながりが出てくると得点につながってくると思うのでこれを継続することです。個人としてはまずレギュラーを確実につかむことが目標なので、1打席1打席無駄にせず頑張っていきます」
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