真夏を彩るオールスターが開催!/東京六大学野球オールスターゲーム

2025.08.24

 今年度の東京六大学野球オールスターゲームは、茨城県水戸市のノーブルホームスタジアム水戸で行われた。明大からは木本圭一主将(政経4=桐蔭学園)、小島大河捕手(政経4=東海大相模)、瀨千皓外野手(営4=天理)、菱川一輝投手(文4=花巻東)、宮田知弥内野手(商4=横浜)、毛利海大投手(情コミ4=福岡大大濠)、榊原七斗外野手(情コミ3=報徳学園)、福原聖矢捕手(国際3=東海大菅生)、田上夏衣外野手(商2=広陵)の9人が参加。明大、立大、東大の選手が所属するプラムウィングスと早大、法大、慶大の選手が所属するローズドリームスとの一戦は、4-14でプラムウィングスは敗れた。

 1回表、相手の失策に乗じてプラムウィングスが先制する。しかしその裏、先発を託された毛利が2死から小澤周平選手(早大)に安打を浴びると、4番・松下歩叶選手(法大)の一発で逆転を許した。3回表には大原海輝選手(東大)の適時打で1点を返すと、宮田、木本の連打で1死満塁の好機を演出したが、得点にはつながらなかった。

 続く4回表、小島の適時打で1点を返すと、菱川が4回裏に登板。テンポよく3つのゴロアウトで打者を抑え、チームに流れをもたらした。しかし5回裏は打ち込まれてビッグイニングを許し、大きく突き放された。

 6回からは両チーム無得点で迎えた9回表、途中出場の榊原が安打で出塁すると、7回裏から投手陣をリードした福原も二遊間を抜ける打球を放ち1死一、三塁の好機をつくる。犠飛で1点を挙げたものの、最後は三振でゲームセット。試合後は選手同士が大学やチームの枠を越えた交流を楽しんだ。35度を超える猛暑の中で開催された祭典は、笑顔で幕を閉じた。

[塩谷里菜]