春リーグ準V 鈴木と河野がベストナイン選出/東京六大学春季リーグ戦

2025.06.08

 東京六大学春季リーグ戦(春リーグ)の全日程が終了し6月1日に閉会式が行われた。優勝校・早大に優勝旗、優勝杯の授与が行われたほか、タイトル獲得者とベストナインを発表。明大からはベストナインに一塁手・鈴木朝陽内野手(法3=三重)と三塁手・河野壮希内野手(営4=明大八王子)が選出された

◆4・5~5・25 東京六大学春季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)
▼6・1 閉会式(早大東伏見グラウンド)
 明大――2位

 惜しくもリーグ優勝を逃す結果となった。勝ち点4で並んだ早大が9勝3敗1分、勝率.750であるのに対し、明大は8勝3敗、勝率.727。勝率が下回る形で順位が決まり、準優勝で幕を下ろした。また春季木村杯新人戦では準決勝で法大に敗れ、決勝進出とはならなかった。

(写真:賞状を受け取る山田聖和主将(農4=東海大菅生))

 ベストナインには打線の主軸を担った鈴木と河野が表彰された。鈴木はチームの4番として打率.324、出塁率ではリーグ4位の.442を記録。河野は打率.368、出塁率.478でともにリーグ2位に入る好成績を残した。

(写真:ベストナインに選出された鈴木(左)と河野)

 関東地区大学選手権(関東)で優勝した明大。次戦は全日本大学選手権(全日本)となる。昨年度ベスト8で敗れたリベンジへ、目指すは全国の〝頂〟だ。

[堀口心遥、渡部遥人]

閉会式後のコメント
河野
――今季のリーグ戦を振り返っていかがですか。
 「関東で優勝して、その後リーグ戦も優勝を目指している中で、チームとして2位で終わってしまいました。やはり早大戦での2連敗が大きかったと思います。また全日本、秋のリーグ戦に向けて練習を頑張っていきたいと思います」

――チーム内首位打者としてチームをけん引する立場ですが、チームに対しての思いはありますか。
 「このチームは守りのチームと思っています。でも僕は守備でそこまで貢献できないので、その分安打が打てたというのはうれしいです」

――ベストナインとして選ばれた感想を教えてください。
 「あまり意識はしていませんでした。東大戦の前に打率を教えてもらって、ベストナイン獲得できるかもと思いました。とにかくやってきた結果という感じですね」

――秋季に向けて意気込みをお願いします。
 「秋季が4年生で最後なので、楽しめるように頑張ります」

鈴木
――今季始まる前、個人賞が目標と語っていましたが、実際手にしていかがですか。
 「去年1年間我慢して(試合に)出してもらったので、今年は何としてもタイトルを取りたいなと思っていました。率直にうれしいです」

――チームの4番としてリーグ戦を戦いました。
 「自分が打つことによってチームに点が入るので、打点を意識して今回のリーグに臨みましたが、打点はあまり良くなかったので、全日本は一層打点を意識して打席に立ちたいと思います」

――今季を振り返っていかがですか。
 「今季は関東からいい感じで入れて、そのままリーグ戦にも入れたので、打撃の調子もずっといいまま、最後まで来ることができたので良かったです」

――秋季に向けて意気込みをお願いします。
 「秋季は中心となって、チームを引っ張っていかなければいけない立場になります。来期もしっかりその中で結果を残せるように頑張りたいと思います」