(17)負けられない最終戦!立教戦展望

2敗1分けで幕を閉じた早稲田戦。この時点で明治の春秋連覇という夢はついえた。しかし、まだ戦いは終わった訳ではない。最終戦の立教戦が今週末に控えている。早稲田戦、投手陣の好投とは裏腹に、打線がつながらず3試合で1得点に終わった。打率低迷のチーム状況に大きな不安を残す本学。いかにして、立教投手陣から得点を挙げるかが大きなポイントとなるだろう。
現在3勝6敗、5位というチーム状況の立教だが、そう簡単に点を取らせてくれる相手ではない。「ピッチャー中心の試合展開で勝ちをものにしてきた」(坂口監督・立教)と語るように、投手陣の層も厚い。エース・仁平をケガで欠き、明治一歩有利のように思えるが、防御率0・78の戸村、東大2回戦で初完封勝利を挙げ波に乗る増田などが先発として奮起している。さらに先週の慶応2回戦、敗れはしたものの13安打と打線は上がり調子だ。
現在3勝6敗、5位というチーム状況の立教だが、そう簡単に点を取らせてくれる相手ではない。「ピッチャー中心の試合展開で勝ちをものにしてきた」(坂口監督・立教)と語るように、投手陣の層も厚い。エース・仁平をケガで欠き、明治一歩有利のように思えるが、防御率0・78の戸村、東大2回戦で初完封勝利を挙げ波に乗る増田などが先発として奮起している。さらに先週の慶応2回戦、敗れはしたものの13安打と打線は上がり調子だ。
また「春、個人的には悔しいシーズンだった」と春のシーズンを振り返り、悔しそうに話した二場主将(立教)も、この試合4打数3安打3打点と意地を見せた。「夏季キャンプでは、選手たちに“判断力”をつけてもらうように練習を積んできた」と坂口監督は語る。最終戦、「負けられない」という強い気持ちで明治に向かってくることは必至だ。
優勝の可能性が消え、打線の調子もいまひとつの明治。しかし秋季リーグ最終戦、4年生選手たちにとってはこれが神宮で戦う最後の試合だ。春優勝の誇りと意地で、明治の野球を神宮球場で見せてほしい。そして、何が何でも、最後の戦いを勝利で締めくくってほしい。
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